【遊☆戯☆王VRAINS】波涛を乗り越えて

第十二話 ページ14

あの日以来Playmakerの事が頭から離れなくなった。動画とか画像とか探してみたけれど、何故かない。やっと見つけて嬉しく思った時もすぐに消される。誰が消してるんだろ…Playmakerのファンの人かな？だとしたら、すっごい過激派だ


瑞希「おーい、A。大丈夫か？」


貴「ふあ！？え、ええーと、何かな、瑞希ちゃん？」


瑞希「次移動教室。ぼーっとしてるなら置いてくぞ」


貴「待って、瑞希ちゃーん！」

慌てて机のタブレットを取る。前にこれを落として、ヒビ少し入っちゃったんだよね…だから気をつけないと


瑞希「A、何かあるならいつでも話せよ。何かあったら大変だし」


貴「……えーとね、Playmakerの事なんだけどね…画像とか動画探してみても無いの。ファンの人だとしたらすっごい過激派だよね！？」

瑞希ちゃんは呆れたという顔をしていて、心配したあたしが馬鹿だったと言って、早足になって教室に向かっていく。


貴「でも、画面越しだけどPlaymakerの写真撮ったんだよ！見てみて〜」

これが唯一のPlaymakerの写真。決闘をしてる時の顔に目が惹かれ、慌ててスマホを取り出したことを覚えてる。画質あんまり良くないけど

瑞希「ふーん、まぁ普通だな。ブサイクじゃないし」


貴「イケメンだよ！もう、瑞希ちゃんにはPlaymakerの良さをわかって欲しいのに…」


瑞希「すっかりPlaymakerのファンだな。あたしにはどこが良いのかさっぱり分かんねぇよ。どこがいいんだよ？」


貴「…えっとね、決闘に勝とうって意志が誰よりも負けてないって所が一番かな。今の私に何か響くの。すごく」

もちろん顔もあるけど、この精神というものが私を支えてくれてる気がする。Playmakerみたいに頑張らないとって





Ai「って言ってるけど、どうすんの？ 写真消すの？」


遊作「個人で楽しむものだから良いだろう。ネットワークにあげたなら即座に消してもらうが」


Ai「ま、そういうことならいいけどぉー。Playmaker様もモテモテで辛いねー！」


遊作「黙れ」


Ai「うへぇ」


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久しぶりの更新です。結構時間が経ってすみません┏○┓

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