関西のあの子

『無自覚』道枝×長尾 ページ40

結花様リクエスト

みちなが付き合ってます。


道枝side

西畑｢うわぁ〜、今日も長尾は可愛いなぁ…｣

流星｢ほんそれ｣

恭平｢ほんまに可愛い…｣

藤原｢謙社の可愛さは世界を救うわ｣





長尾｢あ、みんなおはよ〜｣



｢はぁ、｣

隠すことも無くため息をつく。
今日も今日とて他のジュニアに好意を向けられているというのに、全くもって気付いていない長尾。
ため息をついたからか、どうしたんみっちー、と長尾が近づいてきた。

｢なんもないよ、大丈夫｣

長尾｢そう？ほんまにしんどかったら言うてな？｣

心配そうな目線を向ける長尾に少し罪悪感。
なんてったって俺の悩みの種は目の前にいる長尾なのだから。

ただでさえ関西ジュニアで長尾を狙っているやつが多いのに、俺スカの影響で東京ジュニアにも可愛い長尾の存在がバレてしまった。

そうなると自然とライバルは増えることになる。最近はSnow Manの照くんと仲良くなって、取られてたまるかと関西ジュニアがギラギラしてきているのだ。

｢お前はほんま呑気やなあ…｣

長尾｢ふぇ？なにが？｣


ふぇ？！？！？なんなんその可愛い擬音！！！
あまりの長尾の可愛さに胸を抑える。
周りを見ると同じようにみんな長尾の可愛さに悶えていた。

西畑｢†┏┛墓┗┓†｣

流星｢ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ｣

高橋｢天使や、天使がおる…！！

はっ！！もしやここは天国？？？｣

丈くんに至っては無言で先程まで開いていた野球雑誌を真っ二つにちぎっている。


長尾｢ちょちょ、みっちー大丈夫？？心臓痛いんん？！？！｣

だから無理したらあかんって言ったやん！救急車呼ぶ？！と長尾が焦っていると、
バコーンと大きな音を立てて扉が開いた。


大橋｢みんなおはよ〜！！｣

長尾｢大橋くん！！みんなが死んじゃう！

どっ、どうしよ！！｣


｢え〜？何言うてんの謙社？｣と能天気に大橋くんがヘラヘラしている。

(あの長尾をみてこっちは心臓バックバクだっての！！！！！)

みんなはほっときぃ、と大橋くんが長尾をあやす。

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