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俺が走るとチーノも全力疾走で走ってきた。
走ってしまえば俺が耳まで真っ赤にするくらい頬を染めていることがバレずに済むだろう、指摘されても走っていたから赤いのだ。と言えばいいから
チーノのことが好きだという自分の気持ちに気づいたのは、チーノの頭を撫でるようになった時からだ
それは確か去年の今くらいの時期。俺らは入社して半年経った頃の新人で何をどうしたらいいのかまだはっきりと分からない状態だった、俺は難なく仕事をこなしていたが。
チーノの同期の俺は失敗ばかりしているチーノのことが心配になって困っていそうな時は声をかけるようにした。隣のデスクだし。
仕事を教えたり一緒に飯を食べたりしていた俺らはすぐに仲良くなった
チーノも仕事に少し慣れてきた頃。《今回はだいぶ上手くやれてん！ご褒美くれ！》とチーノから言われ、なんだコイツ図々しいな。と思いながらもご褒美って何をあげればいいんだ？と手元に何も無かった俺は困った。その時思い出したのは母が俺を褒める時によくしてくれたこと。
それは頭を撫でることで俺はチーノにも偉いな。と言いながら頭を撫でてやった
顔を真っ赤にして恥ずかしそうに、でも嬉しそうに「ありがとう」と言ってきたチーノが酷く愛らしく見えた。
そこから自分の気持ちに気づいた俺はチーノを見る度に「あぁ、好きだな」と感じるようになった
俺に仕事を教えてくれと半泣きで頼むチーノや先輩達にからかわれて怒っているチーノ、俺が仕事で死にかけている時すぐに気づいて心配してくれるチーノ。色んな姿のチーノを見ると胸が苦しくなった
もうそろそろいいか、と思い。佐山さんに告白された時、チーノがすぐ側にいると気づいた時、俺はこの勢いでチーノが好きだとドアの向こうにいるチーノに伝えたつもりだった
結構勇気出したのにチーノには聞こえてなかったらしいのはだいぶきつい。だがこれからは積極的にチーノにアタックしよう、誰かに取られてしまう前に
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湯葉(プロフ) - puさん» リメイク前から読んでいただいてたとは、、ありがとうございます嬉しいです泣 こちらこそ最後まで読んで頂きありがとうございました！ (3月17日 17時) (
レス) id: 2976aab9a6 (このIDを非表示/違反報告)
pu(プロフ) - 完結おめでとうございます！リメイク前から読ませていただいてたのですが毎回更新楽しみに待ってました！素敵な作品をありがとうございました！ (3月17日 17時) (レス) @page38 id: 3cc2179d94 (このIDを非表示/違反報告)
湯葉(プロフ) - しょうゆさん» ありがとうございます泣 そろそろ完結しようかなとか思ったりもうちょい引き延ばそうかとか思ったりしてます、、！コメントほんとに嬉しいです感謝です！！ (3月14日 23時) (レス) id: 2976aab9a6 (このIDを非表示/違反報告)
しょうゆ(プロフ) - ひたすらciが可愛い…。神作品をありがとうございます！大好きです…！！ (3月14日 18時) (レス) id: b95ab3e6fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湯葉 | 作成日時：2024年2月22日 1時
