[カゲプロ]赤目色の私と茜色の君[暗殺教室] (ページ7)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:12,640 hit

4時間目ページ7

カルマside

「カルマくん、おはよう」

俺は彼女と仲がいいほうだ。

ちなみに弟とは最悪。
この前なんか「僕の姉に気安く接するな」なんて言われたし。
別に気にしてないけど。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ある日のこと。
「お二人さんは付き合ってたりするのかい？」
「中村さん！ストレートすぎ！！」
「いや、渚君。ストレートどころか空振り三振取ってるよ」

中村と渚君に言われたけど、俺らはそういうのじゃない。
だってしゃべったのだって最近だし。(浅野セコムのせいで)

「え！カルマあんた、じゃあいつ仲良くなったの、Aと！」
「人の心の中覗かないでくれる？」

でも仲良くなったときか・・。

「俺が停学喰らったとき、誰もいなくなった教室で話したんだよね。そのときかな」
「なにそのおいしいシチュエーション」
「ちょっと黙ろうよ中村さん」
「渚君、ナイス」

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
茜色に染まった教室。

赤目色の目をした彼女。

不思議と怖いなんて思わなかった。

[赤羽君は正しいですよ]

[ちゃんと自分を誇ってください]

[大丈夫。つらいときは私が慰めてあげますから]

俺よりも小さいからだで、優しく包み込んでくれた彼女。

彼女はとても温かかった。
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「おはよう、A」

今日も君に挨拶をする。

眉をハの字にして幸せそうに笑う顔を見たいから。