如月さんのこと ページ7
殺せんせーside
彼女は放課後一人席に座って外を眺めていた。
「あ、せんせー。どしたの、話って？」
ドアを開ける前に話しかけられる。
「よく気づきましたねぇ」というと、彼女は悲しそうに笑った。
「私、ふつうじゃないし」
彼女は聞こうとしてくれたことを快く答えてくれた。
このクラスのこと。
赤羽カルマくんのこと。
その他もろもろ。(ちなみに一番盛り上がったのは「スイーツ」の話。)
「私もせんせーに聞きたいことがあるんだけど」
会話が切れて、生まれた沈黙を壊したのは彼女だった。
「せんせーはさぁ、なんで月なんて破壊したのさ？」
フフフ、なんででしょうねぇ。と答える。彼女の表情は変わらない。
「せんせーはなんでここの担任になったのさ？
言わなかったら、誰にも邪魔されずに地球を破壊できるのに」
狙われるスリル感というものを味わいたくてね、と常に上がっている口角をさらに上げて笑いながら言ってみる。大方私の情報でも集めているんだろう。
さあ、彼女はどうでるか。。
そういえば彼女はまだ一度も暗殺しにきていない。
この機会に暗殺させてみるのもいいかもしれない。
「如月さんもせんせーを暗殺しないと、地球が滅んでしまうかもですよ？」
彼女からの反応はない。
ただし、彼女の瞳の輝きが鈍くなった気がした。
「私は自分の体を弄った人間への憎悪で地球を破壊するとか言ってんのかと思ったよ。」
「！！」
驚きで思わず触手がピクリと動く。
「ちなみに私は地球滅んでも別にいーよ？今が一番楽しーし。幸せな時に消えるほうが幸せな気持ちのまま消えれるしさ。」
重い空気、耐えきれないような緊張感が教室を包む。
「・・アレ、今テキトーに言ってみたんだけど・・・図星だったパターン？」
急にいつもの友人といるときの空気に一瞬にして変えた彼女は、マイぺースに席を立つ。
「安心しなよ、私はせんせーと一緒だし」
そういって彼女は教室を出ていった。
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ユア(プロフ) - 祈璃さん» ありがとです・・頑張ります！受験生だケドｗ (2015年11月12日 23時) (
レス) id: e76d19f3e3 (このIDを非表示/違反報告)
祈璃 - 続きがほしいです！あと、夢主ちゃんの過去で泣けました(T_T)更新頑張ってください！！ (2015年11月11日 23時) (レス) id: 8221175353 (このIDを非表示/違反報告)
ユア(プロフ) - 円さん» がんばります！応援よろしくです〜 (2015年8月2日 0時) (レス) id: e76d19f3e3 (このIDを非表示/違反報告)
円 - 面白かったです！応援しています！ガンバレ!! (2015年8月2日 0時) (レス) id: 65ec617e66 (このIDを非表示/違反報告)
ユア(プロフ) - 猫さん» 全然平気ですお← (2015年7月14日 22時) (レス) id: e76d19f3e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユア | 作成日時：2015年5月1日 21時
