もう少しだけ 3 ページ35
『傷ついてはいないんですけど、先輩のおすすめのお店には連れていってほしいんで、今日連れて行ってください』
ジュホン君にそういわれて、その日隣人との約束があったけど...早めに仕事を終わらせてblue moonに行く事を決めた。
今日同じ部署で過ごすのが最後ってこともあってジュホン君とお昼も共にした。
『食堂とか(笑)何かおしゃれなとことかじゃないあたり先輩っぽいっす(笑)』
「何それ、褒めてんの？貶してんの？」
『褒めてますよ〜』
食堂には人がそこそこいたけど、座れそうな場所はいくつかあった。
ちょうどお昼のテレビ。
ニュースも社会情勢が終わって芸能ニュースに入ろうとしたときだった。
『あ、今日一番の話題っすね』
ジュホン君が指さしたテレビ画面。
ちょうどアナウンサーが解説を始めようとしたその画面に映し出されたのは...
「えっ...」
『本日結婚が発表されたモデルのスヒョンさん。そのスヒョンさんのお子様が預けられている保育園に謎の男が現れ、スヒョンさんのお子様を連れ去ったとのことです』
ブレて映り込む写真。
それだけでもわかる。
隣人だということ。
ジュホン君に同じやつでいいって注文を頼んで私はその内容にくぎ付けになった。
『保育園の職員の方の話によるとスヒョンさんの知り合いだという事です。しかし、一部関係者からは元モデルの方ではないかと噂されています』
あんだけスタイルいいんだもん...そりゃそう思うよ...
『先輩、Aランチっす』
「ありがと」
ガタっと運ばれたランチを一旦そのままにしてそのニュースが終わるのを待った。
『先輩、芸能ニュースとか見るんスね』
「ん...」
ジュホン君の問いかけはとりあえずおいといてそのニュースが終わるまで見続けた。
無事、伝えたい事は伝えれたんだろうか。
後悔しない状態で終われたのかが心配になった。
今一人なのかな、とか色んな考えが駆け巡って、ニュースが終わると同時にスマホを取り出していた。
特に隣人からメッセージはきていない。
でも、私が気になったから朝うちかけた大丈夫っていうメッセージをまた書いて、”無理はなしないで”と付け加えた。
『もしかしてBランチがよかったっすか？』
目の前で慌てるジュホン君の声でハッとした。
「いや、違う、大丈夫、ありがとうジュホン君」
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このみ - すごく面白かったです！最近モンエクペンになったのですが、もっと好きになりました！更新お疲れさまでした！これからも頑張ってください！！ (2017年11月12日 11時) (
レス) id: 0ab0aad734 (このIDを非表示/違反報告)
おん - 感動をありがとうございましたすっごく面白かったです (2017年9月25日 9時) (レス) id: 7121d0579b (このIDを非表示/違反報告)
まなな - すごく良かったです(泣)すこし自分と重なる部分あったので、共感しぱなしです！！また、違う作品楽しみにしてます(σ≧▽≦)σ (2017年9月23日 11時) (レス) id: 000918fc8e (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - あおんさん» こんばんは！モンエク好きになりはじめたばかりだなんて！嬉しいです！モンエク是非もっと好きになってください（ ; ; ）私なんか好きになりすぎて妄想ヲタクになっちゃいましたから！（笑） (2017年9月23日 0時) (レス) id: 8f19cb71fd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - めばえさん» こんばんは！嬉しいコメントありがとうございます！blue moon自体お店の名前が思いつかなくてもねくの曲から選んだんですが、結果マッチしていてよかったです☆あと、お褒めの言葉勿体無いことばかりで（ ; ; ）ありがとうございます！ (2017年9月23日 0時) (レス) id: 8f19cb71fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうな
| 作成日時：2017年7月1日 0時
