添い寝�▲哨�(リク) ページ10
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ーー皆さん鼻の下を伸ばされます‼︎嬉しかったですか？
ーーー清々しいなてめェ
思い返すほど心に靄がかかる
それほどにショックを受けていたのかと
改めて感じさせられる。
気にしないように振る舞っていたつもりだったのに。
『他の女性と共寝していたなんて』
小さくつぶやかれたAの言葉に目を見開く
「あ？」
『それも私なんかよりもずっとお綺麗な人と。』
「…」
『あんな美人な人と一緒に寝ることが出来て嫌な男の人なんていないでしょ、』
話すほどだんだん自分の声量が大きくなる
胸の鼓動を強く感じ、膝を抱え込む腕に力がこもる
『その人に膝枕してもらった方がいいんじゃない』
今頃言ったってもうしょうがないのだけど
そんな記憶を蒸し返されたって
面倒臭いと思われるのだろうけど
でもここまで来たら言えずにはいられなかった
.
ーーバカ待てお前じゃ守りきれなかっただろ‼︎
ーゾロ待って！私も…
ーーAはここにいろ‼︎ブルック！…頼む
伸ばした手は虚しくも空を掴み
ただ見守ることしか出来なかった場面
あの短時間でどれだけ親密になったのか
何があったのかはわからないけど
ゾロの真剣な眼は私ではない彼女に向けられていて
追っていくその姿や
その後ゾロの胸の中で泣く彼女を遠くから眺めることしか出来なかった自分の立場が
役に立てない不甲斐なさと
隠しきれない嫉妬心を抱かせるには充分だった
『何をしていたかは知らないけど…ッ！そりゃ鼻の下も伸びちゃうよね。』
抱えきれなくなった心の器から溢れ出るように
一度開けば衝いて出てくる言葉へふと我にかえり見やると
怒ることも呆れることもなく何一つ表情を変えず
ただただ眉間にシワを寄せこちらを見るゾロがいた
「それが…今までお前が思っていたことか」
『あー…。なんでもなかった。ごめんッ気にしないで』
居た堪れず無理矢理笑顔を作るも今までの曇っていた表情は隠せるはずもなく
言い過ぎたと感じこの場を去ろうと
立ちあがるために床についた腕も
呆気なく掴まれてしまった
「…あのな」
ガシガシと頭を掻くゾロ
「ただ寝てただけだろうが」
『そんな事わかってるよ…‼︎そんな事しないって、信じてるよ…‼︎今も。』
あの時と同じ。
彼らしい、どこか予想していた返答に食い気味に返してしまった。
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雫 - ゾロとサンジ推しの私にはたまりませんキュンキュンしながら読ませていただいてます。 (4月24日 23時) (
レス) id: b8b4f0997c (このIDを非表示/違反報告)
すず - ずっと前からこの作品のシリーズが大好きで久しぶりに覗きにきました。密かにこれからも応援してます。 (10月15日 11時) (レス) @page22 id: d500053751 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - かなーーーり昔にこのサイトにサンジ君推しとしてコメントを残したことがある者です。久々に読み返したくなりサイトを覗いてみたところまだまだ更新されていて感動してコメントしています。いまだにキュンキュンします！ (2022年9月11日 2時) (レス) @page22 id: 68adc4802f (このIDを非表示/違反報告)
Taniokapi(プロフ) - いっつもキュンキュンしながら読ませて頂いてます！作者様のお話を読んでいると、ONEPIECEを全巻揃えたくなっちゃいました(笑)いつも素敵なお話をありがとうございます！！ (2022年9月7日 9時) (レス) id: 5451af9bce (このIDを非表示/違反報告)
きてぃー(プロフ) - こんばんは！ずっとキュンキュンさせてもらっています（ ; ; ）♡ルフィ大好きなので、ルフィが嫉妬する姿ももっとみたいです♡ (2022年8月24日 3時) (レス) id: 2c8060619c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：corone
| 作成日時：2022年3月14日 6時
