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Aside
・
夏が近づいているので外はまだ明るい
貴『ただいま。』
母「あら、お帰りなさい。お友だちに迷惑かけなかった？」
貴『……ママこそ今日はどうしたの？こんな時間に家にいるなんて』
皮肉を込めて言う
こんなに自分が醜くなったのはいつからだろ…
最初は親にただ褒められたかっただけなのに
母「丁度いいわ、今日ねお客様が来るの。パパは仕事で忙しくて帰ってこれないし…久々に一緒に夕食でも食べましょ」
私の答えも聞かずにお皿を選んでるママ
私はそっと部屋に戻った
・
学校の勉強中、家のチャイムが鳴る
貴『……帰ってくるつもり、無かったんだけどな』
誰に言うでもなく呟いたその言葉は、
無駄に広い部屋に響いた
母「早かったのね、8時の予定だったからまだ全然なの…適当に座ってて」
「いや、俺も手伝うよ。料理は得意なんだ」
下から聞こえるママの声と若い男の声
親しいようでお互い名前呼び
母「Aちゃーん？お客様来てるから手伝って」
貴『……ふぅ』
お客様、ね。そんな関係じゃないくせに
ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ...
階段を降りる
そこには長身の若い男が一人
俗に言うイケメン
「あ、君がAちゃん？可愛いね、お母さんに似てる」
貴『ありがとうございます』
母「あ、あら、サラダに使う野菜買い忘れちゃった…」
貴『行ってくるよ』
母「お願いね、あ！ついでにこれもお願い」
「いや、女の子一人は危ないし……俺も行くよ」
貴『大丈夫です…』
「荷物持ってあげるよ？そんな腕じゃ持てないでしょ？」
母「そうねぇ、お願いするわ…その間に作っておくから」
・
・
貴『ここ…？』
ママの浮気相手の後ろを付いて歩く
「そう此処。あ、ごめんね…俺さ、金持ちとかじゃないらこんな所しか知らなくて」
それは良い。私も使わせて頂いてるから此処のスーパー
驚いたのは廉の家の近所って事
少しだけ安心。どちらかと言うと庶民的で一般の優しいお兄さん
「Aちゃん、話があるんだ」
買い物が終わって近くの公園へ
「Aちゃんは俺の事どう思ってる？」
ベンチに座って突然呟くように聞いてきた
・
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癒杏(プロフ) - 実夢さん» ありがとうございます！頑張って続編も書くので、良かったら見てください！！ (2016年5月6日 21時) (
レス) id: 3a82b16fff (このIDを非表示/違反報告)
実夢(プロフ) - とっても、面白いです！！！ (2016年5月4日 21時) (レス) id: 5f74ab4d37 (このIDを非表示/違反報告)
癒杏(プロフ) - なつみさん» ありがとうございます！頑張って更新します(≧▽≦) (2016年3月19日 22時) (レス) id: 3a82b16fff (このIDを非表示/違反報告)
なつみ - とても面白いです！応援してます！(*^◯^*) (2016年3月17日 0時) (レス) id: e1bbe1ca33 (このIDを非表示/違反報告)
癒杏(プロフ) - ありがとうございます！頑張って更新し続けます！ (2016年3月16日 19時) (レス) id: 3a82b16fff (このIDを非表示/違反報告)
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