13 ページ13
A「松倉さーーん!おきてーーー!」
松倉「う…ん…」
松倉さんはお酒に弱いみたい。
缶ビール2本飲んでベロベロ状態。
A「もう12時ですよ〜私も明日大学いくので
そろそろ帰ってください〜」
松倉「もうちょっと〜もうちょっとだけ
Aちゃんといたい〜…」
寝ぼけながら思わせぶるようなことを
言ってくる。
こういうこと、普通に
他の女の人にも言ってるのかな。
明日は一限からの授業だから
そろそろ寝ないと。
そう思って松倉さんを玄関まで連れていった。
A「松倉さん鍵貸してください!」
松倉「う……ん」
松倉さんから貰った鍵でドアを開ける。
A「あっ、いやちょっと…!」
ドンッ。
酔った松倉さんがふらふらして
バランスを崩してまた私の唇と松倉さんの唇とが
重なって、
松倉「だいす……」
A「私もう帰ります。」
私は急いで松倉さんの家を飛び出た。
夢の中で"気になってる人"に
だいすきって、言おうとしてたんだ、絶対。
いっつも勝手にドキドキしてる自分がバカみたい。
248人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆあまち | 作成日時:2021年9月4日 22時