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A「松倉さーーん!おきてーーー!」





松倉「う…ん…」









松倉さんはお酒に弱いみたい。
缶ビール2本飲んでベロベロ状態。









A「もう12時ですよ〜私も明日大学いくので
そろそろ帰ってください〜」







松倉「もうちょっと〜もうちょっとだけ
Aちゃんといたい〜…」









寝ぼけながら思わせぶるようなことを
言ってくる。





こういうこと、普通に
他の女の人にも言ってるのかな。









明日は一限からの授業だから
そろそろ寝ないと。



そう思って松倉さんを玄関まで連れていった。









A「松倉さん鍵貸してください!」








松倉「う……ん」





松倉さんから貰った鍵でドアを開ける。







A「あっ、いやちょっと…!」







ドンッ。








酔った松倉さんがふらふらして
バランスを崩してまた私の唇と松倉さんの唇とが
重なって、





松倉「だいす……」







A「私もう帰ります。」









私は急いで松倉さんの家を飛び出た。








夢の中で"気になってる人"に
だいすきって、言おうとしてたんだ、絶対。








いっつも勝手にドキドキしてる自分がバカみたい。

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作者名:ゆあまち | 作成日時:2021年9月4日 22時

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