神覚者補佐官、固有魔法の発動条件ハグらしい (ページ6)

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ーNo tolerance for hugsーページ6

貴方side

暫くオーターと歩いた、手を繋いで

私を子供だと思っているようで迷子になってはいけないといっていた

『いやけどさ！もうレインもいるし離してよ！？』

「固有魔法を発動させたくないがために逃げるでしょう」

逃げない！逃げないから！

「前々から思っていたんだが、Aの固有魔h…『おいまて！それ以上口を開くな！』」

『あのさ！レイン！教えてあげるから！目ぇ瞑って！』

「分かった」

私は思いきってレインに抱きついた

「…なるほど」

結局瞑ってないし…頭撫でられるし

『…くそが』

ちょっと強めに抱き締めた

レインside

『あのさ！レイン！目ぇ瞑って！』

固有魔法にコンプレックスでもあるのか

素直に目を瞑った…が、彼女の発動条件が分かった

顔を真っ赤にさせて強く締めるAがとても愛らしかったので撫でてしまった

『…お前、先輩なめてるだろ』

貴方side

『…お前、先輩なめてるだろ』

頭を撫でられた、恥ずかしかった

「いちゃつかず、私にもお願いできますか」

ずんずんと近づいてくるオーターは威圧感がやばかった

　

『ﾋｪｯ…ちょっt…』

ﾊﾞｻｯ

オーターに抱きつかれた

「ほら、腕回せ」

私は仕方なく手を回した

「いちゃついてるじゃないですか」

いちゃついてないよ…

『さぁ！行きますか！』

…私はこれが地獄になることを知らなかった

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『レイン、今日は絶好調だね』
「何で戦う前に言うんだ」
『それが私の固有魔法だから』
「…そうか」