神覚者補佐官、固有魔法の発動条件ハグらしい (ページ3)

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ーEntrusted workーページ3

貴女side

ﾊﾟﾘﾝｯ

ペンを動かす最中、高く不快な音が静かな部屋に響いた

『何で、わざわざ窓を割るんだよ』

ボソボソと不平不満を垂らしながら割れたガラスを片付ける

梟は手紙を私の机の上においてさっさと帰ってしまった

もう一度席につき手紙の封筒を開ける

オーターからだった

内容を要約すると、明日４時に俺の部屋へ来い、ということだった

レポートや資料全て出せていることを確認し、なにかやらかしてしまった訳ではないことに安心した

おそらく新しい仕事のことだろう

面倒くさいからできるだけ受けたくはないのだが、仕方がない

『さっさとこれ終わらせて寝るか！』

手紙を引き出しにしまって私は再びペンを動かすことにした。

**

無事資料は終わり、寝て気づけば朝

緑のスーツを着て、歯を磨いてドアノブに手をかける

『行ってきまーす！』

魔法局へと向かった

ドアを開いた瞬間…

「A様、おはようございます！この資料でお話ししたいことが…」

「A様！午後からの会議ですが…」

他にもわさわさと部下たちがよってくる

つらたん←

『はーい！分かりました！皆さん、今日は４時にあがらせていただきますので！その間に予定組めるよね？シンシア』

「人使いが荒い…まあ、組めます！組んでやりますよ！(ヤケクソ)」

この子は部下のシンシアで、主に私の予定を組んでくれる

とても優秀な部下だ

っていうか、補佐官の補佐官て…なんかツボw

『では！急ぎの用事は私ではなくシンシアに言うように！』

私は自分の椅子に座り山のようにたまった資料に手をつけた

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シンシア=ロアシー
身長:164.3㎝
体重:48.4㎏
A様の補佐
馬鹿仕事できる！