チョコみたいに、蕩ける。《メローネ》 # ページ7
*
｢なぁ、A｣
｢…なぁに、メローネ。｣
｢はは、呼んだだけ。｣
かれこれ何回も繰り返している会話。本当は返事をするのが面倒くさいのだが、私が返事をする度にメローネが微笑むから、つい返事をしてしまう。
まぁそんな私達は今お家デート、というものをしている。理由は単純な物で、先週メローネが急にお家デートしようよ、と言い出したからである。
まぁ勿論私の返事はイエスで……
と、ふと机の上に置いてあるマグカップを見ると二人とも空だった。
飲み物ををいれにいこうと二つのマグカップを持ち、ソファーから立つと、
｢…ちょ、メローネ！｣
メローネに手を引っ張られ、ソファーに座り込んでしまった。
ビックリし、メローネの方を見ると行かないで、と言わんばかりに眉を寄せ上目遣いでこちらを見てくる。
｢はぁ…私は騙されないからね！ほら、放して。｣
｢ちぇっ。｣
なぁにがちぇっだ。あざとくすればいいってもんじゃないんだからね！
なんて思いながらキッチンに行き、メローネに何を飲みたいか聞く。
メローネの答えは、水がいい。だそう。
冷蔵庫から水を取り出し注ぎ、私はお茶を注ぐ。
｢はい、水。｣
｢あぁ、ありがとう。｣
マグカップを渡す時に少し当たったメローネのゴツゴツした男らしい手に胸がドキドキするも、顔に出さないように座る。
だってバレたら絶対笑われるし…
｢…顔、赤いけど…さっき手が当たった時にドキドキしたの？｣
｢んなっ！？え、｣
え、うそ、私顔赤くなってるの？！
思わず手を顔にあて、触る。
すると、何が面白いのか目の前のメローネがニヤつきはじめた。
｢はは、顔なんて赤くなってないさ！少しカマをかけてみたんだよ…やっぱり、ドキドキしたんだ…｣
｢もう！な、何？そんなことでドキドキするなんて笑える〜ってか？！｣
ニヤつくメローネの顔に苛立ち、頬を引っ張ろうと手を伸ばすが、あっけなく掴まれそして、
ちゅっ。
｢いやいや、ついつい可愛くてね。本当にAは可愛い…｣
｢は、はわ、あ、｣
突然の事で口をパクパクさせる私の頬にキスをし、本当に可愛いよ…とうっとりとした声で囁かれる。
あ、あ、むり、
そこで私の意識は途切れた。
ーーーーーー
リクエストありがとうございました！
遅くなってしまい申し訳ありません…こんな感じでよろしいでしょうか？
*
両手に美青年《ドッピオ＆ジョルノ》 ＃→←ナインテール《ジョセフ》 #
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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - リクエストでアバッキオで夢主を神格化見たいです 夢主はアバッキオの事『レオーネ』って呼んでる設定で アバッキオは夢主を女神の意味の『デーア』って呼んでる (2019年6月24日 19時) (
レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
ぬーる(プロフ) - あいすすとろべりーさん» リクエストありがとうございます。アバッキオですねー！分かりました！結構リアルが忙しいのでお時間かかりますが宜しいでしょうか？ (2019年3月13日 23時) (レス) id: 2e4697e827 (このIDを非表示/違反報告)
あいすすとろべりー(プロフ) - リクエストなのですが、アバッキオとお家でのんびりと過ごすみたいなやつをお願いします！ (2019年3月13日 6時) (レス) id: d243ef7454 (このIDを非表示/違反報告)
トミタケ - 本当に有り難うございます！！心の底から感謝します！！ (2019年1月27日 23時) (レス) id: 75d434ce97 (このIDを非表示/違反報告)
ぬーる(プロフ) - トミタケさん» はい、お買い物か任務ですね！いえいえ、全然大丈夫ですよ！ (2019年1月27日 19時) (レス) id: 02940d5c4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬーる x他2人 | 作成日時：2019年1月6日 3時
