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至side
弱みに漬け込んだみたいだし、こんなシーンに告るのは好きじゃないんだけど、今のAにとって唯一聞いてくれる、信じてもらえる言葉はこれしかない。そう思って｢好きだよ｣と伝えた。
その言葉を聞いたAは、堪えてた涙が堪えきれなくなったのはぽろぽろと泣き出した。
抱き締めたまま、ぽんぽんっとあやす様に撫で俺はAに再び問いかける。
至｢…俺と付き合ってくれる？｣
貴『ぼくで、いいの…っ？』
至｢Aがいいんだよ｣
Aじゃなきゃだめなんだ。そんな気持ちを込め伝える。
貴『ぼくも、たるちが、いい…っ』
その言葉を聞いて俺は嬉しくなり頬が緩む。そして、また好きだよ、と言うとAも僕も好き。と返してくれた。
…正直OK貰える気しなかったわ。と思いながら泣き止ませるためにあやしていると、急にAの体の力が抜ける。
至｢…A？｣
そう呼びかけるも返事がない。…まさか。と思い、抱きしめる力を弱め顔をのぞき込む。すると、Aは目をつぶり小さく寝息を立てていた。
至｢…やっぱり。部屋入ってくる時、顔強ばってたし、俺に言ってきた時も叩いてきた時も震えてたしな。…それに泣いて余計疲れたんだろうな｣
そう呟きAをソファに寝かせ毛布をかける。
この寮に来る前はわからないけど、来てから三角はもちろんだけど、俺と密にもほかの人に比べたら気張ったりしないし…。これから、俺ら以外の他の人にも、気張ったりしずに接しれるといいんだけど…。
そんなことを考えながらAを起こさないように俺はイヤフォンをしゲームを始めた。
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ゆあ(プロフ) - 木兎宮るとさん» コメントありがとうございます。外していたつもりだったのですが、外れていなかったです。ご指摘ありがとうございました。 (2017年10月6日 0時) (
レス) id: 664d2b59d6 (このIDを非表示/違反報告)
木兎宮ると(プロフ) - オリジナルフラグを外してください (2017年10月5日 23時) (レス) id: 68f0c4b0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆあ. | 作成日時：2017年8月8日 3時
