25、シニガミレコードXII ページ28
化け物side
『その心の内理解してやろうではないか』
「ならば逃げるなよ『人間』」
ツキヒ「もちろんさ！」
________________________
〈あれから1014日目〉
ザアアァァァ
「まったく……
一体どういう神経をしているのだ、あいつは」
ツキヒ「( (ニコッ」
「この大雨の中丸一日作業する奴がいるか？
普通休むだろうが。大体怪我でもしたらどうするというのだ。
あいつは傷もすぐに治らぬひ弱な人間だというのに……」
『……あいつが家づくりを始めてもう三年になるか。いちいち危なっかしいせいで
随分と長く感じる。この短期間でなんとか形になって来たもの
この私が直々に家の作り方を教えてやったからだとは思うが………
とは言っても……』
『これだけの資材を一人で切り出し運び組み立てて来たのだ。
あいつも人間にしてはなかなか根性がある方かもしれん』
「雨足が強くなって来たな。そろそろ陽も沈む頃合いか」
ツキヒ「いやぁ、今日は結構進んだよ。
もうちょっとで完成かな、どうだい？だいぶいい感じに……」
「汚い、風呂に行け」
ツキヒ「あはは！そうだねごめんごめん」
「………」
______________________
『なんだこのスペースは？』
ツキヒ『なにって僕が寝泊まりする場所だけど……』
『ふざけるな、お前は「君が僕の作業を見ていられる場所を作る」と言っていた
じゃないか。勝手に自分の寝床など増築しおって。』
ツキヒ『ごめんごめん！でも麓から通うよりずっと早く進むしさ！ね！』
____________________
『なんだかんだでここへの住み込みを許可してしまって……
まぁ、自裁作業の進みが早くなったわけだから
家が完成するまでは許してやるか』
「(とは言っても風呂まで炊いてやったのは少々甘やかしすぎだっただろうか……
いやいや下手に倒れられて家が完成しなくなったら迷惑だから私は………)」
ツキヒ「お風呂ありがとう！嬉しいよ！」
「〜ッ/////(くっ……家が完成するまでの辛抱だ)」
『そう、
完成までしてしまえば私は一人の居場所を手に入れることができる……』
ザアアァァァ
_______________________________
私がシニガミレコードを書いてる感じは『』とか入ってますよね？
あれ、やめてさゆなみたいに書きます。
次からです。
更新 : ユア
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サユアナ - 魔理さん» 返信遅くなってしまい申し訳ないです……いやぁ、続きが気になるだなんて嬉しいですｆ^^*)これからも、頑張りますっ(≧ω≦) (2019年3月21日 22時) (
レス) id: d26eaba714 (このIDを非表示/違反報告)
魔理 - 続き気になる〜 楽しみです＾＾ (2018年6月8日 19時) (レス) id: 2e700a0865 (このIDを非表示/違反報告)
サユアナ - ユリさん» ありがとうございます！これから期待に応えれるよう頑張ります！！ (2017年11月5日 7時) (レス) id: 32b4c4b26f (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - 続きが楽しみです！これからも応援してます頑張ってください(｀・∀・´) (2017年10月22日 20時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
サユアナ - あぷりこっとさん» なるほど！教えていだきありがとうございます！そして絵、楽しみにしときます！ (2017年7月28日 21時) (レス) id: 45266b8532 (このIDを非表示/違反報告)
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