先輩27 ページ27
「「王様だーれだ？」」
及「及川さんだよ☆」
ついにこの人が王様に……。
いや、
日「大王様っ……」
日向くん怯えちゃってるよ。
尋常じゃない怯え方だよ。
震えちゃってるよ。
なんかしたのかな、及川くん。
岩「命令はなんだ？」
及「そうだねー。
じゃあ、6番の人は俺に抱きついて！」
さすが大王様。
レベルが違いますね。
さて、6番って誰かしらね。
私は……
『……』
……6、って数字が見えたような。
いや、9かもしれないよね、うん。
研「6番だれ」
どうしようどうしよう。
これ絶対私だよね。
普通にイヤなんだけどこの命令。
すると、けーじがコソッと耳打ちしてきた。
「Aさん、まさか……」
『うん、そのまさか』
なんとなく察していたそうです。
さすが、副主将だね彼氏だね。
及「あれれー？
Aちゃんどーしちゃったのかなー？」
『な、なにが』
及「様子がおかしいよ？
まさか、6番なの？」
あーあ、感づかれたよ。
ニヤニヤしながら言いやがってこのやろー。
『ちっ』
及「舌打ち！？」
『そうですよー、私ですよー』
しょうがない、ここは腹をくくるしかない。
及「よーし、じゃあおいで」
両手を広げてる及川くん。
あぁ、イケメンなのがムカつくな。
でもけーじの方がかっこいいもん。
『はいはい』
私は仕方なく、仕方なくっ、抱きつきました。
及「Aちゃんかーわい」
『もういいですか』
及「えー、もーちょっと」
そう言って、手の力を強める及川くん。
及川くんの匂いが……。
またいい匂いなのがムカつく。
「はい、そろそろやめてください」
ここで救世主のご登場だ。
及「えー」
「Aさんが困ってます」
そうだぞ、困ってるぞ。
及「でも、俺王様だもーん」
職権乱用だぞー。
「でも俺、彼氏ですよ？」
あ、いまのイケメン。
及「え」
木「え！？」
ちょっと待って。
及川くんが驚くのは分かるよ。
知らなかったもんね。
でも何でうちの主将が驚いてんの。
知ってたでしょ？
あれ、言ってなかったっけ。
「てことで……」
けーじに剥がされて、私はけーじのもとへ。
「もう彼女には触れないでくださいね」
今日のけーじ、キュンキュンする。
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ゆーちんるん(プロフ) - りななんさん» 読んでいただき光栄です(´∀｀*) (2016年11月8日 21時) (
レス) id: a5529084fa (このIDを非表示/違反報告)
りななん(プロフ) - イベント参加アザッス!!いやー私にはない文才をお持ちで… (2016年11月8日 21時) (レス) id: 8135544f09 (このIDを非表示/違反報告)
英領海賊ソルねこ - ふぉぉぉぉ！← んにゃ、でも及川さんのウザさは健在でw そして赤葦イケメン!!つか木兎さん…どんだけ純粋つか鈍感なんですか、って、言いたい！あぁ、夢主が羨ましい。二次元に入りたi((( (2016年11月7日 22時) (レス) id: c6da07a44b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちんるん(プロフ) - 英領海賊ソルねこさん» そのままご意見を反映させていただきました(*^^*) (2016年11月5日 21時) (レス) id: a5529084fa (このIDを非表示/違反報告)
英領海賊ソルねこ - 4人が…………いる!! (2016年11月3日 22時) (レス) id: c6da07a44b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーちんるん | 作成日時：2016年9月3日 10時
