43 JK side ページ43
僕が小さい頃本当に甘えられたのは
お父様とお母様だけだった
JK「ママっ…パパっ、もうお仕事行くの？」
そういうとお父様とお母様は僕をありったけの愛で
抱きしめてくれた。
でもそれが終わると
『違うでしょっ！！お父様とお母様に恥ずかしいと思わないの？！』
ーバシッ！ー
JK「っ…ごめんなさい。」
家庭教師の女の先生はいつもどこかイライラしていて僕が間違えると先生の持っているペンで手の甲をいつも陰湿に叩かれた
JK「ねぇ…」
『は、はいっ…どうされましたか？』
JK「やっぱなんでもない…」
『…ほっ…』
家政婦さんに遊んでほしくて声をかけても
僕が偉い人の息子だからっていつもどこか構えて、僕が声をかけると引きつった笑顔を見せた
JK「ただいま…」
『…ジョングク様！！ちょっと君たちっ！』
『は、はいっ！』
『ジョングク様のけがを早く隠しなさいっ！今日は奥様も旦那様も帰ってくる日だから！』
幼稚園で虐められてても誰も大丈夫？の一言もなく
僕の周りで慌ただしく怪我を隠そうと必死になっていた
…お父様とお母様に気付かれたくてわざと分かりやすい所に殴られてやったのに
誰も…誰も僕自身を心配してくれる人が近くにいなかった
だから僕は
ただ誰かと一緒に笑いたかった
JK「パパっ…僕ね、おもちゃもなーんにもいらないっ！ワガママも言わないっ！！」
『グク…どうしたんだ？』
JK「だからねっ、僕…友達が欲しいっ…」
『そうか寂しかったんだよな？ごめんな』
JK「じゃあ…くれるのっ？」
この小さなワガママが僕の間違いだったのだろうか
『グクっ！こっちにおいで！』
JK「なぁにパパ？」
こうして僕のワガママから一年くらい経った時だろうか
JN「やぁ！君がジョングク？」
僕とヒョンが始めて会ったのは
お父様が連れてきてくれた研究室だった
JK「…だれ？これ」
JN「これとはなんだ！ヒョンだよ！」
JK「ふふっ、うん。分かった」
でもね…
僕のワガママが間違いだとしても
ヒョンのお陰でお父様とお母様以外の人の前で
初めて笑ったんだ
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。イル。2(プロフ) - なーなーRMさん» 本当ですね！！ご指摘感謝します！ (2019年9月4日 20時) (
レス) id: f38136f57d (このIDを非表示/違反報告)
なーなーRM(プロフ) - 36が2つあります！！ (2019年8月29日 23時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
。イル。2(プロフ) - テテLOVEさん» ありがとうございます！！楽しみにしていただき光栄です！ (2019年8月25日 12時) (レス) id: f38136f57d (このIDを非表示/違反報告)
テテLOVE - 最後、怖かったーーー！！！ 更新頑張ってください！！楽しみです♪ (2019年7月14日 11時) (レス) id: 817c01a749 (このIDを非表示/違反報告)
。イル。2(プロフ) - cookyさん» ありがとうございます！励みになります！！頑張らさせていただきます！！ (2019年6月20日 22時) (レス) id: f38136f57d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。イル。 x他1人 | 作成日時：2018年9月9日 16時
