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32 TH side ページ32

『ぉお!!成功だっ!!』





TH「…?」







俺が生まれた瞬間みんなは俺を見つめていた














TH「おじさん達だぁーれ?」








『もう、喋ることができるなんてっ!


これは早く記録を取らなければ』











そして誰も俺の質問には答えてくれなかった









『さぁ、ここに入るんだ』





TH「…うん」









生まれたすぐに収監所のようなところに入れられた



容姿はすでに1歳ほどだったので



自力で歩くことを強制されられた









ーキィ







そして扉を開けると









「あなた…誰」








僕よりちょっと年上の獣のような女の子が一人座っていた










TH「…僕はまだ名前はないよヌナは誰?」






すると小さな声で









「A…」




TH「いいなぁ名前あるんだ僕も欲しいなぁ…」










するとAヌナは絵本を指差し












「テヒョン…あなたは今日からテヒョン」




TH「テヒョン…?」



「うん、あなたの髪色

この絵本のライオンさんみたい」









絵本を覗くとライオンの名前はテヒョンで


色んな動物を率いるカッコいいリーダーだった










TH「うんっ、じゃあ僕はテヒョンっ!」






















俺の名前もヌナが付けてくれたのに


そんな俺達の大事な記憶をヌナから奪うなんて


許せないっ…






























「…テヒョンっ!こっち」




TH「ヌナ…どうしたの?これから何があるの?」








『さぁ、教育の時間だ』







そう言う声がして研究員らしき人が俺たちの部屋に入ってくると




ヌナは俺を守るようにブルブル震えながら抱きしめてくれた










『さぁ、早く来るんだっ!』




「いやぁぁああああああ!!!!」






ヌナが俺から引き剥がされるとヌナは泣いて暴れた






『黙らせろ』








研究員の人が銃のようなものを持つと容赦なくヌナの頭を撃ち抜いた




ヌナは一瞬ビクッとすると動かなくなり





ヌナの頭からはとめどなく血が流れ出ていた














TH「やっ…やだっ…ヌ、ヌナぁぁああ」








幼い頃の俺でもヌナの傷はタダでは済まないと分かっていた










『…ッチ、これだからガキはうるさくて嫌なんだ』











そして







ーギィ…






と扉が閉まるとまたヌナの叫び声がした

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。イル。2(プロフ) - なーなーRMさん» 本当ですね!!ご指摘感謝します! (2019年9月4日 20時) (レス) id: f38136f57d (このIDを非表示/違反報告)
なーなーRM(プロフ) - 36が2つあります!! (2019年8月29日 23時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
。イル。2(プロフ) - テテLOVEさん» ありがとうございます!!楽しみにしていただき光栄です! (2019年8月25日 12時) (レス) id: f38136f57d (このIDを非表示/違反報告)
テテLOVE - 最後、怖かったーーー!!! 更新頑張ってください!!楽しみです♪ (2019年7月14日 11時) (レス) id: 817c01a749 (このIDを非表示/違反報告)
。イル。2(プロフ) - cookyさん» ありがとうございます!励みになります!!頑張らさせていただきます!! (2019年6月20日 22時) (レス) id: f38136f57d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:。イル。 x他1人 | 作成日時:2018年9月9日 16時

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