僕を守ってくれるんでしょ？

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TH「…あっヌナ！！」



「…ん？」






どうやら私はショックのあまり気を失っていたらしい







そして









「ここはどこ？」









あたりを見渡すと

絢爛豪華な家具や絨毯が敷き詰めらている








TH「にひひっ！俺の部屋！」



「え？テヒョンの…？」



TH「まぁ、正確には俺はこの家の居候ってとこかな」









もしかして…







「今朝いた男の子の家？」



TH「お、さっすがヌナ！せいかーい！ここはジミンの家だよ！」









さっきの可愛らしい人はジミンというお方らしい














「…ってちょっとまって、今何時？」




TH「うーんもうすぐ夕方の5時だからもう学校終わってる頃かなぁ」







そ、そんな！早くグク様を迎えに行かないと！！







「ありがとう！テヒョン！！

この恩は必ず返すから！！！」






私はスーツのジャケットを羽織るとドアノブに手をかけた









TH「ヌナ…恩、返してね？ちゃーんと」




「…ええ？もちろん」








なんだろうテヒョンからする異様な雰囲気は

なんだか自分が狙われた獲物みたい








TH「よし、じゃあ玄関まで案内してあげる！


ここ広すぎて絶対迷子になるからさ！」







かと思えば普通の高校生に戻ったり







「ありがとう」



TH「ヌナなんだかそわそわしてるね？

約束あるの？」



「えぇ、グク様と服を見に行くの」






ちょっと楽しみで笑みが

溢れたのが自分でも分かった







TH「…へぇ、仲いいんだねぇ……」










まただ。


急に意味深なトーンになる









「ねぇ、テヒョン？あなたは何を考えているの？」










するとテヒョンはニッコリ笑い











TH「俺はヌナのことしか考えてないよ？


今も、昔も、これからも」





「…どういうこと？」




TH「…ヌナはさ」





JM「テヒョナ！帰ってきてるなら行ってよ！」







テヒョンが何かを言いかけようとしていたところに


ジミンと言う男の子が間に入ってきた


そして私を見るなり








JM「あ、こんにちは。僕はパク・ジミンと申します。

貴方の話はうちのSPのテヒョンから聞いています。


以後お見知り置きを。」





「…え？SPって」




TH「バレちゃったかぁ」





テヒョンはヘラヘラっと笑って






TH「そうだよ、俺はヌナと一緒」









さらに分からなくなった


テヒョンは何者？
























…そして何を企んでるの？

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