僕を守ってくれるんでしょ？

14-JK ページ14

学校が終わると

いつもの場所に僕の車が停めてあった















ーガチャー
















「お疲れ様です。グク様」




JK「うん。…ん？」














…なんか














JK「なぁ、A。なんか…草の匂いしない？」















いつも無臭の車内の中に

あの独特の青々しい匂いが漂っている















「午前中にユンギさんの

お手伝いをしていたからかも知れませんね。」















あー、あの無気力なヒョン














JK「ふーん、あっそ」




「では出発しますね」


















はぁ…

全くこいつは




















JK「…んで？ヒョン匂いが

付くほど接近してやらなきゃいけない仕事なわけ？」



「え？」






















なんだよその言ってる意味が分からないって顔は


っち、なんでこんなにイライラするんだ

























JK「…１つ言っておくとあのヒョンは

男物の香水をつけるような人間じゃない」




「っ！」






















僕の所有物の分際で何を隠してる


















JK「おい、A。

僕に隠し事して許されると思ってる？」




「…申し訳ございません。」





















…は？僕が聞きたいのはそんなことじゃない















JK「何が申し訳ないんだよ。

僕が聞きたいのはそんな言葉じゃない。

Aが一番知ってるだろ」





「…申し訳ございません」
















それで押し通すきかよ















JK「なぁ、僕に生かされてる分際で

隠し事して許されると思ってんの？」






「申し訳ございません」







JK「…はぁ、もういい。」
















Aなんかに何でイライラしてるんだ。













「グク様。到着いたしました」



JK「うん。」















しばらくの沈黙が僕らを包んだあと直ぐに家に到着した










「グク様、お先にお入りください。私は車を止めてきますので」





JK「うん。」









ーギギィー





僕の家大きな門が開くと













「お帰りなさいませ。ジョングク様」




JK「…」











僕は無言で召使いに鞄を預け

そして綺麗に剪定された庭を横切ると
















YG「お、よぉ。クソ坊主」


























あの庭師のヒョンがいた

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