プロローグ【 I 】 ページ1
「…スコッチ、」
「…！…もう…それで呼ぶのやめてって言ってるよね？？」
スコッチと呼ばれ、反応した、諸伏景光。
彼は、黒の組織に潜入している公安警察の1人だ。
彼の、優しく物当たりのいい声や、その整った顔立ちは公安警察に所属する数少ない女性警察官にも大人気だ。
そんな公安警察の先輩で、優秀な成績を誇り、公安部に配属された＿＿諸伏景光に、そんな口を聞ける人物は、彼女しか居ないだろう。
その彼女の名は、AA。
現在、帝丹高校に教師として潜入している。
偽名は、姫咲志乃。
彼女もまた、優秀な公安の警察官だ。
それ故、正体がバレてはいけない。
…のだが、ただでさえ事件の多いこの米花町で、事件に巻き込まれやすい体質を持っているであろう彼女。
そのずば抜けた推理力と知識量を生かして、数々の事件を解決している。
その姿はまさに公安警察の鏡とも言える。
しかし、それでは、彼女の正体が怪しまれてしまう。
だから、上から注意を何度も受けているのだが、巻き込まれてしまうので、しょうがない。
まだ、帝丹高校の英語教師としか思われていないのが救いだと、公安警察の上層部は口を揃えて言う。
「姫咲先生。」
そんな彼女のことを偽名で呼ぶゼロに所属する警察官がいる。
「あら、ポアロのお兄さん」
「安室透だ。いい加減覚えろ」
安室透。バーボーン。そして、降谷零。
彼は３つの顔…通称トリプルフェイスを持つ異次元レベルで優秀な公安警察だった。
公安部に所属している女性警察官からの人気だけではなく、喫茶店ポアロでは、女子高生たちから「あむぴ」というあだ名で呼ばれるほど、彼の人気の凄まじい。
俗に言うイケメンである。
そんな彼も、Aにとっては、鬼のような存在でしかない。
何でも、毎日のように大量の始末書を書かされているAは、彼の強引とも取れる行動に頭を抱えていた。
顔面なんて、正直どうだっていい。
降谷零という男は、鬼の公安警察の先輩だと、Aは顔を青ざめながら言う。
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yuan_hina(プロフ) - solaさん» ありがとうございます！私本当は笑える系好きなんですよ()これからも頑張ります！ (2022年6月5日 22時) (
レス) id: 97066f6968 (このIDを非表示/違反報告)
sola(プロフ) - 27の"と思っていた()"でめっちゃ笑いましたwこれからも更新頑張ってください！ (2022年6月5日 22時) (レス) @page31 id: f1728775b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuan | 作成日時：2022年5月21日 22時
