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夢を見た。
「A！お前が幸せなら俺も幸せだ！」
今の私よりも若い兄が綺麗な笑顔で言う。
「お兄ちゃん、、！ごめんなさい、っ、私のせいで、お兄ちゃんが、」
「Aのせいじゃない。お願いだから自分のことを 責めないでくれ。そして俺の分も幸せに生きろ」
ふわりと意識が浮上する感覚がすると見慣れた天井。
私の左手には暖かい体温。
「Aっ、、」
「りん、どう？」
「よかった、、1週間目覚めなかったんだA。」
「そんなに…」
「A。」
竜胆の綺麗な薄紫色の目が私の目を奪う。
「好きだ。Aがいなくなるなんて考えられない。」
「竜胆。私も…好きよ。」
「んっ」
軽いキスからだんだん深くなっていく。
「っ、はぁ、、んっ、んん、り、んど」
苦しくなって竜胆の胸をトントンと叩く
「続きはAが元気になってからだな」
「もう、、！」
「愛してる。」
「不意打ちはずるいよ、、」
「Aは？」
「愛してるよ竜胆」
満足そうな笑みを浮かべて竜胆はもう一度私にキスをした。
Fin.
終わり
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作者名：ユナ | 作成日時：2022年8月31日 3時
