?年目〜May it be said that love is blind?〜 ページ14
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「………はい、やっぱりそうでしたよね」
「うん。………そちらでも?」
「ええ。どうやら『彼』はまだ『あの子がいる』と言っているんです」
「………いつ、伝えようか」
「え………伝えるんですか?」
「あぁ。じゃないと、彼の身が保たない。あの子を想い続ける彼の姿は、あまりにも痛ましすぎる」
「………ですが、急に伝えてもあの様子だときっと信じません。むしろ、あのままの方が、彼にとっては幸せかも………」
「お願いします」
「………」
「彼とは………ずっと長い付き合いなんです。彼は、何度も苦しんできた。だから………
彼を、苦しみから解放させてあげたいんだ」
「………分かりました。ですが、やはり突然伝えても恐らく駄目でしょう。
そうですね………。
______15年目、貴方たちと私たちが出あって15年目の春の日。
その日に、彼に伝えましょう」
「!………分かりました。絶対、絶対に忘れないです!」
そう言って、帰って行った。
…………………………………………………………………………………
……………………………………………………
………………………
______恋は盲目。
『彼女』の存在は、『彼』を狂わせた。
だけど、
彼女は………………
………おっと、
これ以上は少し言いすぎかい?
ではでは、この恋物語を、
まだまだお楽しみくださいな。
______May it be said that this love is blind?
果たして、
この恋は盲目であると言えるのでしょうか?
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燭「赤いリップだよ。格好良く決めたいよね!」
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笑羽 - 梅歌さん» コメントありがとうございます!!ログインできました(*^_^*)更新頑張りますよ〜 (2020年5月8日 15時) (レス) id: 0e96abb413 (このIDを非表示/違反報告)
梅歌(プロフ) - こんにちはっ!これはあの曲ですな(名前出さないけど)!ログインできました?更新頑張ってください( ˙-˙ )! (2020年5月8日 13時) (レス) id: 5c54cadbe6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:笑羽 | 作成日時:2020年2月16日 18時