7話目 ページ8
安室side
セヨンに一緒に酒を飲む誘いを受けたところで、
ジンに部屋を追い出された俺たち。
「どこで飲みますか?貴方、幹部にも見られては
いけないとジンに聞きましたけど…
僕のセーフティーハウスにでも行きますか?」
そう、セヨンを起こしに行く前にジンの部屋を訪れ
た時に、まだ幹部には存在を明かしていないから
見られない様にしてくれと言われたのだ。
なぜ隠す必要がある?あの方のお気に入りにも言っ
ていないとなると、組織にとって重要な存在であるのでは?
そんな考えに至った俺は、情報が少しでも欲しい為
信頼関係を築くために共同生活をしようと思う。
先ほどジンに提案されたからでもあるが…。
それに、セヨンのあの瞳。引き込まれるという表現
をこの身をもって経験するとは。
まぁ、とりあえずこの後の飲みで距離を縮めたい。
「ジンに組織の幹部にも貴方の存在を明かしてはな
らないと言われたので、アジトにいるのは良くない
と判断して僕のセーフティーハウスで共同生活をす
るという話になったのですが、よろしいですか?」
これで断られたらどうするか。
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レイ - 主人公が凄く好みです。更新楽しみにしてます! (2018年5月6日 3時) (レス) id: 10384c4232 (このIDを非表示/違反報告)
*さな*(プロフ) - 安室透って名前は偽名ですよ (2018年1月24日 19時) (レス) id: d3736fbf74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユウ | 作成日時:2017年11月17日 18時