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33話目 ページ35

昴さんにキスされて動揺しまくったが、鳴り響くチャイムの音に救われた。




「おやおや。君たちでしたか。」



『おっじゃまっしまーす!』




ん??子供の声がたくさん聞こえた…?




「わー!綺麗なお兄さんがいる!
お兄さん誰?私、歩美って言うの!」



子供だ。4人もいる。あ、コナン君が混ざってる。




「歩美ちゃんか。俺は名前って言うんだ。よろしくな。…あとのコナン君以外の2人は?」




「僕は円谷光彦と言います!こっちは元太くんです!」




うるさい子供は苦手だが、しっかりした子供は好きだ。




「そうか。よろしくな、みんな。」




『よろしくおねがいしまーす!』




なぜか昴さんが微笑んでいる。そう思って見ていると、彼もこちらを向いて目が合う。




「昴さんの友達か?」




「いえ、近所の子供たちですよ。博士の所へよく来ているのでついでに寄ったのでしょう。」





昴さんは俺の料理の件といい、面倒見がいいんだろうな。優しそうな顔してるもんな。


そんな事をぼんやり考えていたら、




「名前お兄さん本当にイケメンさんだね!
歩美が大人になったら結婚しよ〜?」




求婚されていた。そしていつの間にかソファに座る俺の膝の上に居る歩美ちゃん。




「歩美ちゃんが大人になる時には俺はもう、おじさんだぞ?もっと良い人ができているはずだ。」




おじさんと結婚は歩美ちゃんが可哀想な為、諦めていただこう。と思って言ったのだが、歩美ちゃんは抱きついてきて、




「おじさんでもいいもん!名前お兄さんがいい!」




と言い始める始末だ…どうすればいいかと昴さんを無意識のうちに見ると、またもや目が合った。そして、



「名前さんは私とお付き合いする予定なので、歩美ちゃんは諦めて違う人を探してくれませんか?」









???え…昴さん…?




「え〜そうなの?じゃあ歩美諦める。」






え?歩美ちゃん…?疑問は持たないの?

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レイ - 主人公が凄く好みです。更新楽しみにしてます! (2018年5月6日 3時) (レス) id: 10384c4232 (このIDを非表示/違反報告)
*さな*(プロフ) - 安室透って名前は偽名ですよ (2018年1月24日 19時) (レス) id: d3736fbf74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウ | 作成日時:2017年11月17日 18時

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