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12話目 ページ13

広い……本当にここで一人暮らししてたのか?



「普段は喫茶店でアルバイトをしているので、家を

空けますが、料理とか出来ますか?」



と、部屋に入った途端聞かれたんだが


「できると言い張りたいが、どうも酷い腕前で…

人の食べられるものにはならないんだ。」



そう、俺は料理ができない。申し訳ないな。



「……なら、僕がアルバイトしてる時にその店に

来てご飯を食べるというのはどうですか?」


それいいな。と俺が言うと、安室透という名を


使ってるのでバーボンとは決して呼ばないように。


と、念を押された。



「安室透ね……透君って呼べばいいか?」




「……!なんでもいいです。」


びっくりした顔をする透君。なんだ?


「言い忘れたが、俺は恋桜名前。名前って呼んでくれよな!!」


「名前さんですね。わかりました。」


今更感の強い自己紹介をして、部屋の案内をされる。



しかし問題が……それは、


「部屋が一つしか無いって一人暮らしなら普通だよな〜。」



これだ。冒頭で広いと言ったのはリビングの感想である。


元々一人暮らしの為だけに借りている部屋なので、


トイレや風呂、リビングとキッチン以外に部屋が


ひとつしか無いということが発覚した。

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レイ - 主人公が凄く好みです。更新楽しみにしてます! (2018年5月6日 3時) (レス) id: 10384c4232 (このIDを非表示/違反報告)
*さな*(プロフ) - 安室透って名前は偽名ですよ (2018年1月24日 19時) (レス) id: d3736fbf74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユウ | 作成日時:2017年11月17日 18時

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