じゃがいも王子ふっかさん (ページ41)

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お風呂から上がると、既にふっかさんは帰ってきていた。

「お帰りなさい」

「ただいまー。

なんかこの会話、夫婦みたいでいいね」

こういうのは毎回のことだから、はいはい。と言ってあしらう

「ご飯はAちゃんが炊いてくれてたから、おかずになりそうなもの買ってきた。あと、明日休みだし、お酒も～」

「おっ、ふっかさんやるぅ！」

こうして2人の飲み会(夕食)が始まった

「そういえば、役割分担どうする？」

「あー、そうだったね。ご飯は私が作るようにするよ。任せなさい！」

「まじ助かる！なら、掃除とかは俺が率先してやるよ。」

最終的には、まあ2人で出来るときにやっていけば、という結論に。
お互い、あんまり縛られるのは得意ではないからそれぐらいで丁度いい

特にいつもと変わらない飲み会のような感じで他愛のない会話をして寝ることになった。

「ふっかさん、私どこに布団敷けばいい？」

すいません。同じベッドで！とか布団で！とかそんなキュンキュンな展開ありません。
ちゃんと家から布団持ってきてます。

「俺のベッドの横！その一択しかない！！」

そう言ったふっかさんはテキパキと私の布団を敷き始めた。行動早すぎんか。

わーい、一緒に寝れるね！とはしゃぐふっかさん
うん。なんか可愛い。
付き合って絶対フィルターかかってるわ。

環境が変わって寝れるかな？って思ったけど、疲れたからなのか、布団に入ってすぐにちゃんと寝れた

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