私の夫はオネエさん－ZMー (ページ1)

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オネエさんページ1

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私は姫野A。
学生の頃から友人に少々性格が淡白といわれています。

今日も仕事が終わって真っ直ぐお家に帰る。

駅から少し歩いて住宅街に入る。
緑がいっぱいで結構気に入ってる。
よく2人でお散歩したり…あ、2人って〝旦那〟のこと

去年結婚して今は一応新婚さん。
彼は忙しい人で世界中を飛び回るスーパースター

私は小さい頃両親の都合で中国に幼い頃にいて彼に出会った。
しばらく仲良く遊んだりしたけどまた両親に連れられ韓国に行った。
大人になって彼の事務所近くのカフェで働いてたら再会して付き合って……

それで気づいたら結婚してた…

昔のことを思い出してたらいつの間に家についたや。

玄関のドアをあけると

『おかえりなさ～い♡
ご飯にする？お風呂にする？それとも…ワタシにする？』

白いフリルのエプロン姿で出てきた彼…彼女？の名前はチョウミさん。

oh……そして今日も熱烈な歓迎だわ。

A『ご飯』

ＺＭ『即答！？ちょっとは迷いなさいよ～』

A『ンーゴハンニシヨウカナ』

ＺＭ『棒読み！？A下手すぎー』

ブーブー文句言いながら中に入って行ったミーミの後についていく

ふわっといい匂いが私の鼻をくすぐる。

A『 ……結婚して良かった』

ＺＭ『ん？なんか言った？？』

振り向いてキョトンするミーミ
思わず笑みが零れてくる

A『んー、なんでもないよ』

ずっとこのままでいたいな