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朝日の眩しさで目が覚める。時刻は6時を回ったところ。
さあ、今日を頑張れば明日は休みだ。

昨日おろしたアジの頭と骨で出汁を取り、味噌汁を作る。その他に目玉焼きを焼き、作り置きの煮物を温める。
温めている間に冷蔵庫から昨日内蔵だけ出しといたアジを取りだし、南蛮漬けにするべく適当な大きさに切り小麦粉をまぶして揚げ焼きにする。
お酢と醤油、砂糖を合わせた液に薄く切った玉ねぎと細切りにした人参を入れ、揚がったアジも漬け込む。よし、食べるのが楽しみだ。今日の夜には食べれるけど、昨日もアジだったからこれは明日のつまみかな。


朝ごはんを済ませて身支度をし仕事へ向かう。

今日は何を飲もうかな。出勤中にもう今晩のことを考える。
ビールか焼酎か。梅酒もあったな。昨日の続きで日本酒でもいいかも、、、。
それとも店に飲みに行くか?

よし、明日は休みだしパーっと飲みに行くか!


モチベーションはバッチリだった。
仕事をテキパキと終わらせ定時で仕事を切り上げると、まだ日も落ちきっていないうちから居酒屋へ入った。しばらく一人で飲んでいると店に入ってきたおじさんから声がかかった。


「Aちゃんじゃねぇか。この時間からここで飲んでるってことは明日は休みだな。」

『よくわかったね。そうさ、だから今日はとことん飲むつもりだ。』

相手も常連でよく顔を合わすため世間話をするくらいには仲がいい。


それからおじさんは最近入ってきた若ものがどうだの、あそこの店の何が美味かっただの話し始め、私はおじさんの話に相槌を打ちながら今日何杯目かのグラスを傾ける。


、、、そろそろ次に行くかな。

『おじさん。そろそろ私は次に行くな。』

「そうかい。またな!」


適当なところで話を切り上げ勘定をし、次の店を見つけるべくぶらぶらと夜の街を歩いていく。
冷たい夜風がアルコールを摂取して火照った体に心地よい。
次はあそこの店にするかと進路を決めた矢先、後ろから声がかかる。

「A。いい酒があるんだ。てめぇの家で飲むぞ。つまみを出してくれ。」

『うちにいつでもつまみを作る材料があるとは限らないだろ。いつも急に言いやがって。』

声をかけてきた人物に視線を移しながら返事を返す。

*3→←第8話 飲み友達



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ゆい(プロフ) - テッドさん» ありがとうございます!愛情は詰め込んでますので(笑) (2021年3月27日 0時) (レス) id: 33e2778341 (このIDを非表示/違反報告)
テッド(プロフ) - イラスト紅ちゃんはカッコいいしヒカヒナはかわいいです! (2021年3月21日 13時) (レス) id: b768cf99ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - アイスさん» そう言って貰えると嬉しいです!!技術は無いですが愛情は詰め込みました笑。 (2020年10月17日 19時) (レス) id: 33e2778341 (このIDを非表示/違反報告)
アイス - 絵上手いね。羨ましぃぃ!! (2020年10月17日 8時) (レス) id: 617ca4b157 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆい | 作成日時:2020年10月13日 18時

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