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求婚6 ページ6

嗚呼、良かった

本当に良かった

あの情報を黒く塗り潰した甲斐があった

彼もそうだが他の人に見られても大変なことになっていた

“知らなくていい“のだ私のことなんか

身分を誤魔化してまでやりたいことがあった

劣等生

家の恥

駄目な子

無能

色々な言葉が私の頭の中でｸﾞﾙｸﾞﾙと回っている

知らないで、私のことなんか

あのままの関係でいさせて

きっと彼が私の事を知ったときの顔を思うと胸が痛い


私と彼はあの関係が一番平和だから

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作者名：春巻き美味しい | 作成日時：2020年12月17日 22時

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