新サバイバーに納棺師が求婚された件 (ページ3)

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求婚3 ページ3

嗚呼今日も憂鬱だ

それは何故かって？

彼女が朝からベタベタと付きまとっているからだ

朝、僕の部屋のドアを叩いてきてそのまま無視していたら、ドアを突き破ろうとする音が聞こえたので
流石にそれは不味いのでドアを開けた

「…なんですか…」

僕の顔はもの凄く嫌そうな顔をしていたと思う

それとは裏腹に彼女は嬉しそうな顔でいた

『イソップさん！おはようございますって事で結婚しましょう！！！！』

…やっぱり訳がわからない

「…お断りします」

そしてそのままドアを閉めた

これで安心…と思ったらドアの下の隙間から
何枚も婚姻届けを入れてきた

何故彼女はこんなに婚姻届けを持っているのか？

けど結局その結論に辿りついたのは

　 ”やはり彼女は可笑しい”

そんなこと考えていると、彼女が大きい声でこう言った
『イソップさんが出てこないと！ず～と婚姻届け入れ続けますからね！！！』

それは辞めて欲しいので諦めて外にでた…

ドアを開けたら彼女が目の前で待っていて

彼女は気持ち悪いほどに、にっこりと笑っていた

『待ってましたよ！』

やはり憂鬱だ