検索窓
今日:5 hit、昨日:14 hit、合計:38,986 hit

背中を押されて進む少女 ページ27

「なんで……ここに?」



「謝りたいから。直接言いたくて会いに来たんだ!
電話より信じてもらえると思って……!」


無気力な彼は顔を歪めて、涙を溢れさせていた


「思ってもないとこ言ってごめん!
外野なんて思ってねえよ!思うかよ!!仲間だって思ってたよ!!」


真面目な彼はないていた


「傷つけてごめん。八つ当たりしてごめん
お前がマネージャーで良かった

見捨てないでくれてありがとう」



王様は、王座の座から降りて、泣きながら笑ってた



「うぅん、私こそ、ごめん。逃げてばっかでごめんね……!
怖かったの、また、拒絶されたらって、怖くて!

私こそ、見捨てないでくれてありがとう

また、バレーしてくれてて、ありがとう」



彼女も、泣いていた
大粒の涙を零して泣いていた



「前みたいに笑いたくて、ヒーローになって、強くなれば戻れるって……思ってて……」



「お前がいないとダメだ。4人で笑い合いたい……!」


「北一みたいに、遊んだりしたい……ッ」



「俺、お前らとバレーしてぇよォ……!!」




雄英の門の外に出た
泣きながら抱き合う私たちを、柔らかい日差しが包んでいた

そして……→←手を差し出す少年たち



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
26人がお気に入り
設定タグ:ヒロアカ , ハイキュー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月島蓮 | 作成日時:2017年12月25日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。