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手を差し出す少年たち ページ26
「はやく！早く行くぞ」
「それ逆だ！逆方向！」
雄英に着く。宮城から静岡まできた3人
「会ってくれるかな」
「どうだろ」
「待てる。いくらでも、待てるよ。」
３人は笑った
＊
ーー♪〜♪〜♪〜
携帯がなり、ディスプレイを見ると、国見英からの電話
お兄ちゃんが三人が私を探してること。
謝りたいと話していたと教えてくれた
英……ｯ。私に話しかけてくれた
英が話しかけてくれなかったら4人でいなかったと思う
飛雄。バレーの神様に愛されすぎて、バカで不器用で目つきが悪い。天然。でも、いい人
勇太郎。苦労人だと思う。引っ張ってくれる存在。
また、笑い合える？
手を繋いでもいいの……？
電話が切れた。
そう思ってたらメッセージが送られてきた
"雄英の門の外で待ってる。
来てくれるまで、待ってるから"
"許せると思ったら、来て"
なんで……
携帯を握りしめた彼女の背中を
「行ってこい……！」
押したのはクラスメイト
「うん……！」
少女は走る
仲直りの方法を見つめたから
少女は走る
かつての仲間の元へ……
名前呼んでもいいかな。
「英、勇太郎、飛雄……！」
「「「A」」」
私の名前を初めて呼んでくれたあの日が重なった
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作者名：月島蓮 | 作成日時：2017年12月25日 23時
