強くなりたい (ページ12)

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見捨てないでいてくれたマネージャーページ12

「……ｯ」

目を開けるとそこは、北川第一中学校じゃなくて、

「目覚めたかい？」

「リカバリーガール……」

雄英の保健室だった

「お前さん、ぼーっとしちゃダメだよ。
何かあるかわかんないんだから気を抜かないようにね」

「ありがとうございます」

「荷物は、麗日が寮に持っていったよ。お礼いいなね」

「はい。ありがとうございます。
失礼します」

廊下に出る
窓を見ると、オレンジ色の夕日が輝いていた

そんなに寝ていたのか

寮に戻ると、みんなが声をかけてくれた

「お茶子ちゃん。荷物ありがと」

「うぅん！大したことあらへんよ。大丈夫なん？」

「うん、平気」

私が微笑んでみせると、安心したらしくよかった！と微笑んでいた

「あ、」

あの後ろ姿を見つけて、声をかけにいく

「爆豪くん、ごめんね。」

「別に関係ねぇ」

「もーー、爆豪くんは！」

「いいの、別に。大丈夫だから、ね？」

「お茶子ちゃんはどうしてヒーローになろうと思ったの？」

「お金のため。かな
うち、建設会社なんやけど……」

お茶子ちゃんが、話してくれたことに耳を傾けた

みんな、目標を持ってここに居る
理由は色々あれど、ヒーローになりたくて、ここに立ってる

(……私は？)

私はここに居ていいのだろうか

※ここからしばらく主人公出てきません※←