縁談話 ページ30
「うちの焦凍をおたくの娘さんにぜひ……!!」
「あらあら、うちの子で大丈夫かしら？」
目の前には、エンデヴァーこと轟炎司
その隣には轟焦凍で私の隣には私の両親
これはお見合いなのだ
おいおいおいおい、少し待ってくれ
今は女だが、昔は男なんだぞ！？
第一に、高校1年生で将来添い遂げる相手を決めるなど……!!おかしいんではないか！？
轟は、あ、まぁ、私に告白するような男に否定してもらうのもな
「Aちゃんはどうなの？」
「轟さんとは、あまり話した時もありません。
16歳で将来を添い遂げる相手を決めるのは……。すいません。私はまだもう少し考えたいです」
私がそう言った事により、その場はお開きとなった
「……少しいいですか？」
「轟くん」
轟くん。なんて、呼んだ時ない
いつも轟なのにな。
父と母は、来るまで待ってるといい、その場から立ち去った
「……お前は俺があまり知らないから断るのか？」
「あぁ。それに、今の年で結婚とか考えられないからな」
「そうか」
風が舞い上がる
「でも、俺が好きだってことは覚えててほしい
何かあったら言えよ」
逆方向に歩く彼の背中を眺める
「轟……」
なんでお前はそんなに優しいんだ
少し、胸がいたんだ
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通りすがりの旅人 - 天才ですかΣ（・□・；） (1月13日 13時) (
レス) @page10 id: 75e241bf32 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2020年2月17日 23時) (レス) id: 820c045ef9 (このIDを非表示/違反報告)
亜純(プロフ) - 最高です！ 更新頑張って下さい！ (2018年11月3日 0時) (レス) id: 430739def7 (このIDを非表示/違反報告)
月島蓮(プロフ) - 夜さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年10月30日 23時) (レス) id: 57afd9a81b (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白くて、続きがものすっごく気になります！更新頑張って下さい！！ (2018年10月9日 17時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月島蓮 | 作成日時：2018年2月13日 8時
