Ep90 ページ41
.
「 おー 、モテモテのA様がきた 」
自習の時間に大広間にいくとジョージがにやにやとしながら言ってきた 。
「 なんのこと ？ 」
「 最近やたらモテてるって聞いたけど 」
フレッドがAが座れるようにジョージとの間を開けると
少しむすっとした様子で聞いてきた 。
「 人違いじゃない ？ 」
Aが教科書を開きながら言うとジョージがぐっと顔を寄せてくる 。
「 俺たちに誤魔化しはきかないぜ ？ 」
悪戯に笑うジョージの顔を迷惑そうに押すとスリザリンの席から
ドラコたちの声が聞こえてくる 。
「 痛むの ？ 」
「 時々ね 。でも運がよかった 、マダム・ポンフリーは
腕を失っていたかもって言ってた 。これじゃ宿題はできないね 」
フレッドとジョージはドラコをちらっとみると眉をひそめた 。
「 マルフォイのやつ少しヒッポグリフに攻撃されたからって大げさだよな 」
「 なんだか逆にかわいらしいじゃない 」
Aがそういうとフレッドとジョージは 信じられない という顔をした 。
するとシェーマスが新聞をもってこちらに駆け寄ってくる 。
「 あいつが目撃されたって ！ シリウス・ブラックだよ ！ 」
Aたちの前に新聞を置きそういうと
ハリーたちも新聞を覗き込むようにこちらに来た 。
「 ダフタウンで ？ この近くじゃない 」
「 ホグワーツにくるのかな 」
「 でもディメンターが ... 」
「 ディメンターの見張りをくぐって脱獄したやつだぞ 、
またくぐるかもしれない 」
周りにいた生徒たちも新聞を覗き込み口々に言った 。
「 いいか 、A 。
ブラックが捕まるまで俺らから離れちゃだめだ 」
「 でもホグワーツの中にいれば安全よ 」
みんながそれぞれの席に戻るとフレッドがAの目を
まっすぐに見つめそういった 。
「 さっきシェーマスも言ってたけどやつはディメンターを
かいくぐって脱獄してきたんだ 」
「 ここが安全とも言えなくなってくるぞ 」
そういったフレッドとジョージの顔を交互にみると
Aは それもそうね ... と小さく返事をした 。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Fureno(プロフ) - キャラマキさん» コメントありがとうございます😌これからやっとフレッドとの関係も進展していきます🫶これからもキャラマキ様に楽しんでいただけるようにがんばります🌼 (2023年4月15日 20時) (
レス) id: 616c219f12 (このIDを非表示/違反報告)
キャラマキ(プロフ) - これから進展起きそうですね🥹💞きゅんきゅんです！これからも変わらず楽しみにしてます😆✨ (2023年4月15日 17時) (レス) id: ad8712394d (このIDを非表示/違反報告)
Fureno(プロフ) - さわさん» 第二章突入しました🌞好きなシーンまで ... ありがとうございます😢♡これからも面白いと思っていただけるように頑張りますのでよろしくお願いします🫶 (2023年4月4日 15時) (レス) id: 616c219f12 (このIDを非表示/違反報告)
さわ - 第二章⁇に突入しましたね！おめでとうございます👏♡すごく面白いので、これからも読ませていただきます♡！！一緒にアイスを食べるシーンがすごく好きです🥰♡ (2023年4月4日 15時) (レス) id: d14a9522ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Fureno | 作成日時：2023年4月4日 14時
