Ep63 ページ14
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次の部屋に行くと巨大なチェス盤のような部屋だった 。
先へ進もうとすると駒が動き阻まれる 。
「 チェスの試合をするしかない 」
チェスの得意なロンの指示に従い 、
Aとハリーとハーマイオニーは定位置についた 。
相手の白い駒が先手を打ち 、前に出てくると
いよいよ試合がはじまった 。
ロンは次々と駒に指示をすると
相手の駒が剣を振りかざし自分たちの駒を粉々にした 。
「 ... これは魔法使いのチェスだ 」
ロンの言葉に3人は息を飲む 。
それから次々と破壊されて行く駒をAたちは不安な表情で見守った 。
「 ちょっと待って ... 」
「 わかった ？ ハリー 。この次の一手で僕はクイーンに取られる 。
そうすれば君がチェックメイトだ ！ 」
残りの駒も少なくなってきた頃 、ハリーが恐る恐る口を開くと
ロンはハリーに力強く言った 。
ロンは自分が犠牲になりハリー達を次の部屋へと進めようとしていたのだった 。
3人は必死に止めたがロンは聞かない 。
「 ハリー 、進むのは君なんだ 。僕にはわかる 。
僕でも 、Aやハーマイオニーでもなく君なんだ ！ 」
ロンはそういうと大きく息を吐き自分の駒に指示をした 。
ゆっくり駒は前に進むとロンの乗っていた駒は
今までの駒と同じように砕かれロンは地面へと投げ飛ばされた 。
「 だめだ ！ 動くな ！ ゲームはまだ続いてる 」
ロンの元へ駆け寄ろうとしたAとハーマイオニーを
ハリーが声を荒らげて止めた 。
「 チェックメイト 」
ハリーがチェス盤の上を歩きそう言うと
試合が終わりみんなでロンの元へ駆け寄る 。
「 A 、ハーマイオニー 。ロンを頼むよ 。
ふくろうを飛ばしてダンブルドアへ知らせて 」
「 ハリー 、私も ... ！ 」
Aが 私も行く と言おうとするとハリーが首を横に振る 。
「 この先はきっと危険だ 。
それに駒の破片でAも怪我をしてるだろう ？
君にロンとハーマイオニーは任せた 。」
ハリーの言葉にAは小さく頷くとそっと微笑んだ 。
「 わかったわ 、ハリー 。
あなたならきっと大丈夫 。あなたは偉大な魔法使いだわ 」
「 君ほどじゃないよ 」
ハリーは小さく微笑むと覚悟を決めたように立ち上がり
次の扉へと進んでいった 。
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Fureno(プロフ) - キャラマキさん» コメントありがとうございます😌これからやっとフレッドとの関係も進展していきます🫶これからもキャラマキ様に楽しんでいただけるようにがんばります🌼 (2023年4月15日 20時) (
レス) id: 616c219f12 (このIDを非表示/違反報告)
キャラマキ(プロフ) - これから進展起きそうですね🥹💞きゅんきゅんです！これからも変わらず楽しみにしてます😆✨ (2023年4月15日 17時) (レス) id: ad8712394d (このIDを非表示/違反報告)
Fureno(プロフ) - さわさん» 第二章突入しました🌞好きなシーンまで ... ありがとうございます😢♡これからも面白いと思っていただけるように頑張りますのでよろしくお願いします🫶 (2023年4月4日 15時) (レス) id: 616c219f12 (このIDを非表示/違反報告)
さわ - 第二章⁇に突入しましたね！おめでとうございます👏♡すごく面白いので、これからも読ませていただきます♡！！一緒にアイスを食べるシーンがすごく好きです🥰♡ (2023年4月4日 15時) (レス) id: d14a9522ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Fureno | 作成日時：2023年4月4日 14時
