Ep125 ページ26
.
第二次魔法戦争から3ヵ月 __________________
Aが3年前に過去に戻った日 。
すっかり周りは元の生活に戻っていた 。
「 明日からAもお店復帰して忙しくなるからデート行かないか ？ 」
怪我を負ってしばらくお店をふたりに任せてお休みしていたAを
フレッドはデートに誘った 。
「 お店は ？ 大丈夫なの ？ 」
「 ああ 、ジョージには許可もらってる 。」
そういうとAはぱあっと笑顔になり大きくうなずいた 。
「 どこいきたい ？ 」
「 ホグズミード ！ 三本の箒にいきたいの 」
Aは今日この日にどうしても三本の箒に行きたかった 。
「 いいね 、久しぶりにバタービール飲みにいくか 」
フレッドは微笑むとAの手をとり家を出た 。
「 この前のデートがうんと昔のような気がするな 」
ホグズミードに着くとフレッドは足を止め周りのお店を見渡して
懐かしそうにそうつぶやいた 。
「 いろいろなことがあったものね 」
フレッドを見上げ微笑んでそういうとAはフレッドの手を引くと
三本の箒に向かった 。
「 俺バタービール買ってくるからAは座ってて 」
お店に入るなりフレッドがそういうとAは
ありがとう と言って店内に目を向ける 。
3年前のあの日に座った奥の席をみるとあの時指輪をくれた老婆がいた 。
「 あの ... ！ 」
Aが駆け寄り老婆に声をかけると老婆は少し驚いた顔をして
すぐに優しく微笑んだ 。
「 ... うまくいったようじゃな 。」
「 なんであの時私に指輪を ... ？ 」
Aがきくと老婆はAが付けている指輪に目を向ける 。
「 あんたに必要だと思ったからじゃ 。
言ったろ ？ これだけ長く生きていれば大抵のことはわかるって 」
左手の人差し指についてる指輪にAも目を向けた 。
「 あんたはこれからもっと幸せになるよ 」
そういうと老婆は立ち上がりAの肩をぽんぽんとすると
お店を出ていった 。
あの日と同じようにAは呆然と老婆が出ていったドアを見つめていた 。
Aははっとして老婆を追いかけるようにドアの方に走った 。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 295人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Fureno(プロフ) - 楠和紗さん» 楠和紗さま、2周もしていただいたなんて嬉しいです🙇♀️素敵なコメントありがとうございます😌 (7月18日 16時) (
レス) id: 616c219f12 (このIDを非表示/違反報告)
楠和紗(プロフ) - この作品大好きです！！つい2周してしまいました、 (7月17日 12時) (レス) @page38 id: 291c55b3a6 (このIDを非表示/違反報告)
Fureno(プロフ) - サチさん» 長くて読むの大変だと思うのに一気読みしていただいたなんて... とっても嬉しいです😭サチ様から心温まる素敵なコメントをいただけて 、この作品を最後まで書いて良かったと思えました☺︎本当にありがとうございます🙇♀️ (2023年3月25日 20時) (レス) id: 616c219f12 (このIDを非表示/違反報告)
サチ(プロフ) - ｼﾞｮｰｼﾞもﾊﾘｰも笑顔でﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞを迎えられた事の一択につきます。ﾌﾚｯﾄﾞが幸せになれたことも何より嬉しいです。ホントにステキな作品をありがとうございます。ｳｨｰｽﾞﾘｰ一家はこれからも仲良し幸せ一家ですね。 (2023年3月25日 19時) (レス) id: e0845b09ca (このIDを非表示/違反報告)
サチ(プロフ) - 初めまして。ハリポタが好きすぎるおばさんです。先ずは、完結おめでとうございます。お疲れさまでした。私もﾌﾚｯﾄﾞが大好きで他の方とは違う救済方法だと思い読み始めたら…一気に読めました!めちゃめちゃ良かったです！！何より嬉しいのは……続く (2023年3月25日 19時) (レス) @page39 id: e0845b09ca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Fureno | 作成日時：2023年3月20日 14時
