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貴方 side









あかり『 淳太さん! 』




会場から出てもう一度呼び止める。すると私に気づいて振り向いてくれた。手を伸ばせば届く気がして立てないと分かっていながら淳太さんの元へ行こうと車椅子から立ち上がった。



けど尽かさず淳太さんは私を支え、いつの間にか淳太さんに包まれるように私を抱き締めていた。




中間『 どうして、貴方はそうやって無理をなさるんですか .. !』




抱き締める力が強まりながら耳元でそう呟く淳太さんはとても切なそうだった




中間『 ..お願いですから、これ以上無理をなさるのはお辞め下さい 』



そう言って私を座らせそっと手を握った。いつぶりだろうこうか、こうやって二人きりになれたのは




中間『 こんな所を他の人に見られては大変です。すぐに会場へお戻り下さい 』




淳太さん昔より見た目も中身も大人になっている。でも今の淳太さんは私を心配してくれているのだと伝わっていた。



あかり『 淳太さん 、ありが『 お嬢様 .. っ ! 』





私が言い終わる前に遠くから照史さんの声が聞こえ私は驚いて振り向くと淳太さんは手を離しその場から離れていった。




息を切らして走って来た照史さん。ああ、きっと怒られる.. いつもなら目を無理にでもおっきく見せて子犬みたいな瞳で私を見てくれてるのに今の照史さんは人を殺すような目で見てる、なんて思ったら



桐山『 すいません、私がお側に居らんかったばかりに .. 』




そう言って私の好きな子犬のような目できゅうう..っと目を丸くさせハの字に眉を下げた。




あかり『 い、いえ、全くお気になさらないでください 』





桐山『 あ、さっき遠くから見えたんですけど一緒に居た方って望様の執事さんですか? 』





あかり『 っ .. ち 違いますよ! 』





桐山『 これは 失礼 、さ 戻りましょうか 』




どうしてかこの時の照史さんは優しかった

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設定タグ:ジャニーズWEST , 中間淳太 , 桐山照史   
作品ジャンル:恋愛
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グレープフルーツ(プロフ) - いきなりすみません!担当ってゆうのもありますが、こうゆう夢のような小説好きです!更新応援してます! (2017年12月23日 18時) (レス) id: 3f28799e95 (このIDを非表示/違反報告)
クリームパン(プロフ) - 初コメ失礼しますっ!このお話とても続きがきになります!更新頑張ってください!! (2017年12月22日 22時) (レス) id: 69d39ba2c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しろ。 | 作成日時:2017年12月21日 15時

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