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中間 side
そして新しく務めることになった場所で待っていたのはこれまた小さな子ども。タレ目の可愛いらしい男の子だった。軽く挨拶をすれば
小瀧『 くちびるでっかいな！ 』
なんやこの子。お嬢様はそんなこと..って、あかん。今はもうこの子の執事や。
それからは自分に厳しく常日頃望様のお側にずっとくっ付いて寂しい思いをさせない様に出来るだけ相手をした。
思春期真っ盛りで望様が女性を連れてこられた時は同じ部屋に居ただけで怒られたな。
気づけば月日は経ち１７になられた望様は俺を越して立派な姿になられた。
そんな望様に旦那様がそろそろ良い人を見つけなさいと言ったが興味を示さない望様。そんな姿を見飽きるかのように旦那様が写真を取り出したお写真の方はそれはとても綺麗で、でもどこか見覚えのある方だった。
前日俺は旦那様に呼ばれ場所を知らされた
『 本郷あかりという人でな 場所は .. 』
中間『え、今 なんと。』
あかり？あのあかりか？俺は動揺を隠しきれんかった
_____
当日
俺はとりあえず落ち着けんかった。どんな顔してお嬢様にあえばええねん。
望様とお嬢様が結婚何て考えられへん。
いやまだそうと決まったわけではない。
そう考えながら運転していればいつの間にか到着し懐かしいお屋敷を目の前にすれば川の流れる音が聞こえた
とりあえず今は集中せな。頑張れ中間。
お屋敷に入れば久しぶりにお目にかかった旦那様が望様と俺を見てニコッと微笑んだ。
でも俺は上手く会釈する事も出来ずただ望様の隣で歩いた。長い廊下を歩いていると望様と旦那様が楽しそうに話す中俺は今すぐ消えて無くなりたいとそう願うばかりだった。でも、
旦那『 .. 久しぶりだな。 』
その言葉に俺は反応してしまった。もちろんここが初めてきた場所ではないことを知らない望様は首を傾げている。
旦那様に案内された場所に立ち止まり開けばすっかり大人になられたお嬢様と俺ではない執事が隣にいた。
小瀧『 すみません、遅くなってしまって 』
あかり『 大丈夫ですよ』
そう微笑むお嬢様。何でそんな素敵な笑顔をなさるんや。お嬢様の自由を奪った俺が目の前に居るのに。きっと俺に気づいたら驚くに違いない。どうか俺に気づかんといてくれ、
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グレープフルーツ(プロフ) - いきなりすみません！担当ってゆうのもありますが、こうゆう夢のような小説好きです！更新応援してます！ (2017年12月23日 18時) (
レス) id: 3f28799e95 (このIDを非表示/違反報告)
クリームパン(プロフ) - 初コメ失礼しますっ！このお話とても続きがきになります！更新頑張ってください！！ (2017年12月22日 22時) (レス) id: 69d39ba2c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろ。 | 作成日時：2017年12月21日 15時
