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中間 side
あかり『外出たい..』
お嬢様が行きたそうに眺める景色が懐かしい
昔はよく
あかり『 じゅんた！おにわいこ ！ 』
中間『もう真っ暗ですよ。明日行きましょう 』
あかり『 やだ！いくの .. っ ！ 』
中間『 ダメです っ 』
でも結局甘やかしてよく隠れて屋敷を出たもんや
なんてことを思い出しているとドアをノックし夕食の準備が出来たと知らせに来た
あかり『淳太さん、先行っててください 』
中間『 ですがしかし 、』
あかり『 お願いします 』
俺はお嬢様に言われるがまま部屋を出た。やからって先に行くなんて出来ひんし部屋の前で待った。するとお嬢様の泣く声がした。なんとなく察することは出来たがこの１０年間で変わり果てた本郷家は俺の知らんことだらけや
旦那『 ずいぶんと遅かったな』
あかり『すみません』
お嬢様に大しての旦那様の対応も違う
こんなにも居づらい空間あるか ..
旦那『 中間、ワインボトルを頼む 』
まるで見透かされたかの様に旦那様に頼まれると俺は冷静を保つように部屋を出た。そして俺が戻って来ると聞こえる旦那様とお嬢様の話し声
あかり『お父様、いつになったらお許しを頂けるんですか？ 』
旦那『 前にも同じ事を言ったはずだ』
あかり『もう同じ過ちを犯したりしませんっ 』
旦那『 俺はお前の事を想って言っているんだ 』
あかり『 でしたら っ .. 』
旦那『 いかんもんはいかん ！ 』
テーブルを叩けばいい加減にしろとその場を去っていった
俺は中に入りお嬢様に駆け寄った。涙で潤わせた瞳は今にも零れ落ちそうや。俺は今は何も言わず部屋に戻った。
中間『お嬢様、私のような分際が申し上げるのも何かと思いますが奥様を失われた旦那様はまた一人家族を失うことを恐れているのではないでしょうか。もちろん私も同じですよ。大切なお嬢様を失いたくありません。』
あかり『淳太さん .. 』
中間『 大丈夫です。お嬢様の気持ちはしっかり旦那様に伝わってるはずです』
あかり『だといいのですが .. でも淳太さんに励まされて元気が出てきました。 』
中間『それは良かったです。さぞお疲れになられたでしょう、目の腫れを治すためにも今日はもうお休みになられてください 』
優しく横に倒し、そっと頭を撫でれば静かに目を閉じた。
中間『お休みなさいませ、お嬢様』
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グレープフルーツ(プロフ) - いきなりすみません！担当ってゆうのもありますが、こうゆう夢のような小説好きです！更新応援してます！ (2017年12月23日 18時) (
レス) id: 3f28799e95 (このIDを非表示/違反報告)
クリームパン(プロフ) - 初コメ失礼しますっ！このお話とても続きがきになります！更新頑張ってください！！ (2017年12月22日 22時) (レス) id: 69d39ba2c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろ。 | 作成日時：2017年12月21日 15時
