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中間 side
ほんまあの人えらい企画ぶち込んできたもんやな。この研修のおかげで行為寸前まで攻められたり、離れたくないって泣き出したり俺のどこを気に入ったんか。早く望様の所へ戻りたい一心やった。
不快に思いながら最後の訪問先
でも俺は引いてしまった
【本郷家】
なんで、最後の最後で ..
俺はまたお嬢様を傷つけんか
もう嫌や、あんな思いしたくない ..
玄関を目の前にした俺はインターホンを押せず震える手を抑えぐっと唇を噛み締めた
息が上がる中、俺は押した。
ピン ポン ッ ______ ..
扉が開いた時
ああ、 あかん ..
目の前がスローになりお嬢様が薄く見えた
もう このまま永眠でも出来たらな ..
_______
次に気がついた時、近くで女性の泣く声がした。
それと、手握られてる?
俺生きてんのか ..
あかり『 淳太さん .. 私 、ずっ 淳太さんの事待ってたんですよ。またお姫様 って言ってくれるんじゃないかって いい子にしてたら迎えに来てくれるんじゃないかって .. 』
昔俺が言うたことまだ覚えてたんか。
.. あれ、泣いてる ?
暖かかった手は一瞬ひんやりとした
あかり『 ごめんなさい .. こんな身体じゃ淳太さんになにもしてあげられないっ .. 』
ん .. ここ、見覚えあるなあ ..
目で当たりを見渡すとすぐに分かった
お嬢様の部屋か、..懐かしいな。視界がぼやける中お嬢様の顔を見つめる
『 お 嬢様 .. ? 』
やっぱり泣いてたんか、目真っ赤やん。ずっと俺の手握ってくれてたんやろか。そう聞こうと思ったら慌てて手を離そうとするお嬢様
今だけで良い、今だけ甘えさせてください
『 いえ 、 握ってて下さい .. 』
そう言ってまた深い眠りにつき、眩しい光に気がつけば朝になっていた。お腹に重みを感じそっと頭を上げると枕代わりにお嬢様が頭を置いて眠っている。やけに心臓の音がうるさい、俺の手はお嬢様によってしっかり握られており、余った手でお嬢様の頭を撫でた。
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グレープフルーツ(プロフ) - いきなりすみません!担当ってゆうのもありますが、こうゆう夢のような小説好きです!更新応援してます! (2017年12月23日 18時) (レス) id: 3f28799e95 (このIDを非表示/違反報告)
クリームパン(プロフ) - 初コメ失礼しますっ!このお話とても続きがきになります!更新頑張ってください!! (2017年12月22日 22時) (レス) id: 69d39ba2c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しろ。 | 作成日時:2017年12月21日 15時