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貴方 side
あかり『 そう言えば何て呼ぼうかしら .. 』
重岡『 大毅でええですよ 。なあ.. お嬢様、ずっと気になってたんですけどお身体良くないんですか？ 』
あかり『違うの、足がずっと動かなくて 』
重岡『 なるほど.. じゃあ、今日から一週間練習しましょ！ 』
ってまさかの発言に私は驚いた。近くに居た照史さんも見かねて
桐山『 お前 お嬢様に っ .. 『 いいですよ』
動かすことを諦めていた私。練習なんて考えもしなかったことだけど、重岡さんの言葉に火がつき練習をすることにした。
重岡『 お嬢様 頑張れ ！ 』
あかり『 っ .. 、 』
だからといって簡単に立てるわけもなくどれだけ頑張ってもすぐに床に倒れる。それでも大毅さんはすぐ私を起こしてもう一回！と私の背中を支えてくれた
この一週間時間があればひたすら練習をして重岡さんに褒めてもらえるように頑張った。
結局立つことはなく、あっという間に別れの日は訪れた。成果なんて全く出て無いのに
『 ..お嬢様はよく頑張りました 。さすがに一週間は短いし、立てんくて当たり前や。でもお嬢様が頑張ったん俺も照史くんもちゃんと見とった。せやから俺が居らんくても練習頑張って続けてください 』
一週間お世話になりました。とお辞儀する彼
こんなのやだ..
あかり『 待って 大毅さん っ .. ！ 』
無理だと分かっていても私は車椅子から立ち上がって重岡さんを呼び止めた
あかり『 .. っ ！ 』
ふらつく中一瞬だけ立てた気がした。その瞬間を見逃さなかった大毅さんは尽かさず私を抱き締め
『重岡お嬢様が立った！ ！ さすが俺のお嬢様 ！ 』
そう言ってぎゅっと抱き締め今まで見せなかった最高の笑顔見せた
重岡さんのおかげ、ありがとう。
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グレープフルーツ(プロフ) - いきなりすみません！担当ってゆうのもありますが、こうゆう夢のような小説好きです！更新応援してます！ (2017年12月23日 18時) (
レス) id: 3f28799e95 (このIDを非表示/違反報告)
クリームパン(プロフ) - 初コメ失礼しますっ！このお話とても続きがきになります！更新頑張ってください！！ (2017年12月22日 22時) (レス) id: 69d39ba2c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろ。 | 作成日時：2017年12月21日 15時
