貴「赤井さんと安室さん付き合えばいいのに……」安「！？！？」貴「聞こえてたァァァァ！！二重の意味でヤバイ！」【名探偵コナン】

駄作者「テストってなんのためにあるんだろうね」貴「知らねーよ…」 ページ13

「あー頭痛い…。今日は……ﾁｯ元々休みか。せっかく大学休めると思ったのになー。…ってかお腹空いちゃった」

二日酔いの体をなんとか動かして、キッチンに向かう。
一応家事はできる方だと自負しているので、食材はある程度揃っているはず、なんだけど……

「なーんにもないや」

いつの間に使った私！

「オーマイガー…ｯ。んー冷凍食品とか…もないのかよ」

本当になんにもない。
最悪だ。
どうしよう…。

「うーーーんっ、あっ！名案名案」

いいこと思いついた。
私を物語に関わらせたことへの静かな仕返しを兼ねてコナンくんに食材を届けさせるのだ。

「ふっふっふ……あれ私、あいつの番号知らんわ」

何しろ家が目の前だし話すことといえばホームズについてで、一緒に遊ぶとかあんまりなかったからなあ。
蘭ちゃんの番号は知ってるんだけど。
さすがに蘭ちゃんに頼もうと思うほど私は図々しくない……いやコナンくんをこき使おうとしてる時点で図々しいか。

どーしよ、一昨日のウイスキーを持ってこさせた友達に言うか？
考えていると、電話がかかってきた。

「はーいどちら様」

非通知だったのでそう聞くと、

「……？そちらこそ名前は…？ジョディじゃないのか」

「ふざけんなてめえ誰だよジョディって」

突っ込んっでから気づいたけどジョディってあれじゃんFBIじゃん。
しかもこの声は某ニット帽さんではございませんか。今はロング時代かね？

「……すまない。掛け間違いだったようだ」

「どーやって掛け間違うんだよ赤井ぃぃぃぃぃ！！こっちゃあ二日酔いで疲れてんじゃボケェ！金輪際関わるな声すら聞きたくねえよ！」

おっと思わぬ暴言が……。これは向こうもキレてしまったか？(罪悪感？ナニソレオイシイノ)

「……赤井？」

「あーそーですよ！なに？諸星大って言った方がいいんですかー？えー？」

いっそ調子に乗ってみよう。
そう思って言ったことだったのだけど、

失 敗 し た。

「……なぜそれを知っている」

「おうっふ」

やっちゃったああ！そーじゃん知ってたらおかしいじゃん！

「えー？僕なんか言ったー？記憶にないなあ何のこと？」

「……何者だ」

「そーゆー風に人を疑う癖やめた方がいいと思うなあ」

「組織か？それとも、」

「今すぐ切るねそんじゃばいばいこのスマホ解約するんで探っても無駄以上」

今日は厄日かよ…とかそんなことを思いながら、私はその電話を切った。

駄作者「私アニメと立ち読みでしかコナン知らないんよ」貴「急に暴露されましても」→←駄作者「截拳道習いたい」貴「……(呆れ)」

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