駄作者「截拳道習いたい」貴「……(呆れ)」 ページ12
「うわあ……」
なんということでしょう。
「Aさんっ話があるんだ」
インターホンの向かい側で、眼鏡をかけた少年が話しています。
「あのーどちら様「昨日言っただろ、新一だよ！」今開けます…」
やっぱり関わるべきじゃなかったあああああ！
11月7日！
荻原さん見捨ててまで引きこもったのに……(最低だなおい By駄作者)
結局事件は起こらなくて拍子抜けだったけど。
叫びたい衝動を我慢して、玄関のドアを開けた。
「ようこそ」
「嫌そうな顔で言うなよ……お邪魔します」
「はいよ…飲み物は珈琲でおっけー？」
「おう」
冷蔵庫にアイスコーヒーあったなーとか思いながら、新一くんを家にいれる。
「そこのソファーでも座ってー」
キッチンに行って冷蔵庫を開けると、そこにはやっぱりアイスコーヒーがあった。
コップを出して二人分用意して持っていく。
「どーぞ、で、話って？」
「あ、ああ…昨日、俺が幼児化した話しただろ？」
「うん、されたよ。いやあ、今でも信じられないけど」
嘘です。
バリバリ知ってます。
そして思いっきし信じています。
信じられないのは自分の運の悪さです。
「俺もだよ…。それで、そのこと、誰にも言わねーで欲しいんだ。俺、江戸川コナンっていう偽名で生活するから……なんだその顔」
「江戸川コナンって…新一くん、それはセンスがどうかと思う」
「うるさいよ。……で、誰にも言わないっつーのは」
「いいよ、別に。なんか事情はわかるしねー。危ない奴らなんでしょ、相手」
「ああそうだ……Aさん、将来警察だもんな。分かってもらえてよかった」
「いやいや……ってちょっとストップっ、なんで私警察！？」
「Aさんの母さんが言ってたぜ」
「あんにゃろう……」
なんであの人はもう。
はあ、とため息をつくと笑われた。
「笑わないでよ…っ」
「だって面白くてさ…」
その後は普通に雑談……というかホームズトークをして、新一くんは帰った。
平和だなあ、と思ったけど。
これから先のことを思うと頭痛がしそうだ。
蘭ちゃんに紹介してもらって以来、ポアロの常連になってしまったし…。
安室さんが店員になってから急に行くのをやめるって言うのも不自然だし。
一人で溜息をつきながら、今日もまたお酒を飲んだ。
「そういえば今日、二日酔いしなかったなー…あんなに飲んだのに」
明日もしないといいなあ、と呟いたら。
それはフラグになったようで、翌日見事に二日酔いした。
駄作者「テストってなんのためにあるんだろうね」貴「知らねーよ…」→←貴｢コナンって…！ね、ネーミングセンスっｗｗｗ｣コ｢う、うるせえ！｣
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宿敵さん - 面白いです!!更新頑張ってください!!! (2018年3月31日 16時) (
レス) id: 82f14ce098 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃん(プロフ) - 更新頑張ってください (2017年10月10日 22時) (レス) id: 9afa5d89f1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐらにゅー糖(プロフ) - ヤバイっス、面白すぎます。 (2017年8月19日 21時) (レス) id: a9cd84d524 (このIDを非表示/違反報告)
雨咲らる(プロフ) - 瓶さん» 面白いだなんてそんな！光栄です…深夜テンションで思いついた作品がそんなふうに言っていただけるなんて…。ありがとうございます。頑張ります！ (2017年7月29日 1時) (レス) id: 9860ed1ba3 (このIDを非表示/違反報告)
瓶 - とっても面白かったです！他には無い設定ですね。主人公の巻き込まれ具合と父母の雰囲気が何だか好きです。更新頑張って下さい、応援してます！ (2017年7月28日 20時) (レス) id: cc31d2027d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨咲らる | 作成日時：2017年7月2日 16時
