貴「赤井さんと安室さん付き合えばいいのに……」安「！？！？」貴「聞こえてたァァァァ！！二重の意味でヤバイ！」【名探偵コナン】

貴｢コナンって…！ね、ネーミングセンスっｗｗｗ｣コ｢う、うるせえ！｣ ページ11

｢あーどうしよー！関わりたくなかったのにぃっ｣

家で1人嘆いていると、スマホがピロッ、と通知音を発した。
何かなと見ると、ウイスキーを届けさせた友達からのLI〇Eだった。

『A、さっきはありがと！いやあ、ウイスキー美味しいね！Aがいつもバーボンとライを飲んでるからあたしも頼んでみたんだけどさー、神ってる！あたしの好みにドンピシャだよー！
本は明日届けに行くね！』

いつもの文面だ。
いつもなら、 いやいや、これくらい大丈夫だよ！気に入ってもらえたみたいでよかった！やった、明日が楽しみ！ と返信する。
けれど、今日はそんな気になれなかった。

｢うわーん、元はと言えばこいつのせいで死神と会うことになったんだあ〜！｣

原因はこの人。
まあ、誘いに乗った私が悪いにしても。

｢はあ……｣

相手は悪くないんだけど、ね。
なんだかむしゃくしゃする。
これから、私はきっとコナンくんの秘密を握る人として主要キャラになっていくんだろう。
あんま死体見たくないんだけど…。
これからへの不安が募る。

｢とりあえず、お酒飲もっ｣

ずっと飲みたかったバーボンとライは私のお気に入りだ。
お母さんとお父さんもウイスキー党な為、家には大量のウイスキーがある。
特にバーボン、ライ。
嫌なことはお酒で忘れる、というダメな大人の逃げ方ではあるけど仕方あるまい。

お酒専用の部屋に向かって歩き、その日、私は大量のお酒を飲んだ。

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