届くことのない俺とキミの距離【忍足侑士】

２話 アイツが来てる!? ページ4

〜部活中〜


宍戸「向日ー忍足はドコに居るんだ？」



向日「ユーシなら部室に変えのタオルを取りにいったぜ」



宍戸「じゃあ伝えるのは後でいいか」



向日「何か伝言でもあんの？俺もユーシにあったら伝えるぜ!!」



宍戸「今日、今井Aって人が来るんだけど跡部が忍足にテニスを教えてやれってアイツってそーゆーの得意だろ」



向日「は！？今井Aさん！？」



宍戸「そいつって有名人なのか？」



向日「宍戸は知らねえの？すっげー美人の跡部の婚約者だよ…」



跡部「オイ宍戸!!忍足に伝えてくれたか？」



宍戸「向日に聞いてみたらアイツ今部室に言ってるらしいぜ」



跡部「ｱｰﾝ部室なら今Aがきがえるのに使っているぞ」



向日宍戸「はぁ！？」



跡部「どうしたんだ？」



向日「いや！！なんで跡部は冷静なんだよ!!わざとじゃないとはいえ自分の婚約者が着替えているときに他の男が入ってしまってもいいのかよ!!」



跡部「…そういやAは俺の婚約者だったな」



向日「意外と婚約者とが覚えたりするわけじゃねーのか？」



跡部「いや…俺たちの方がまれな党だろ思うぜなんせAは俺が婚約者って知らねえぞ」



宍戸「そーなのか…ってんな事よりその…Aって奴のとこに行かなくていいのかよ!!」



跡部「…行ってやろ―じゃねえの」



向日「…早く行けよ」

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