187→隆二side ページ40
もう、この子は本当に。
やっぱり、こういうとこが好きなんだよね。
調べられて、自分が危ないかも！って思うんじゃなくて、そこで俺の心配してくれちゃうところとか。
……たまんない。
抱きしめたくなる衝動を抑えて、話を続ける。
「大丈夫だろ。神代さんもちゃっかり俺が連れてきた男を引っ張って帰っていったし。その男は、プライドの高い女でも簡単に惚れさせちゃうってゆーすごい奴だし。……もう、俺や俺の周辺には現れないよ」
マキノが調べて、連絡とって、連れてきた男。
だから、絶対大丈夫。
今頃、神代はあの男に夢中なんじゃね？
『……そっか、そうなんですね』
これで全部。俺が話せる事、全部話した。
少し考えてるA。
色々、誤解させたよね。
「俺さ……、誰よりもAが好きだよ。マジで好き。だから……、俺と一緒にいて下さい」
さっきまで聞こえてた波が堤防にぶつかる音が、ない。
海がすぐそこにあって、音がするはずなのにここだけ別の世界みたいに静かだ。
自分の胸の鼓動だけが、すごく大きく聞こえてくる。
こんな緊張感、今までにないよな。
少し下を向いていたAが、フワッと顔を上げて俺を見た。
その口からどんな答えが出ても、俺はちゃんと受け止める覚悟は出来てるから。
だから……聞かせて。Aの気持ちを。
『私……私も隆二さんが好き。好きで好きでどうしようもないんです。
こんな……、こんな私でも隆二さんの傍にいてもいいですか？』
「こんなって言うなよ…。Aがいいの。傍にいて。もう……離さねぇからな」
グッと握っていた手を引っ張って俺の腕の中に閉じ込めて。
思いっきり抱きしめて。
「A、好きだよ」
『私も……』
「私も？」
『……、好きです。大好きです』
俺の背中に、腕を回してその小さな体でぎゅっと抱きついてくる感触を味わいながら。
思う存分、抱きしめ合ったあと。
少しだけ体を離して。
「ふっ、……泣くなよ」
『泣いて、ない……です』
その可愛らしい顔に左手を添えて、零れる涙を指で拭って。
その赤い、ずっと触れたいと思っていた柔らかそうな唇に。
俺は、そっとキスをした。
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yu-ri(プロフ) - 1980noさん» こんばんは！ドキドキしましたか？！よかったぁー( ´艸｀)こういうの上手く表現出来ないので心配でした(笑)これからもよろしくお願いします！！ (2018年2月27日 1時) (
レス) id: 46364dd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - Yu-riさん☆おはようございます♪やーん(*/▽＼*)もう朝からドキドキしっぱなし///ご馳走さまでした(//･_･//)ｶｧ〜ｯ… (2018年2月25日 9時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
yu-ri(プロフ) - えりさん» こんばんは(^^)やっぱり臣さんはドSですよね？！なんでかこれは譲れない！笑 甘々な隆二さん……うまくえりさんをキュンキュンさせられたらいいなぁ。頑張ります！ (2018年2月24日 23時) (レス) id: 46364dd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
yu-ri(プロフ) - 1980noさん» こんばんは！臣さん、ドSだから(笑)彼を怒らせないように気をつけないと！！笑 隆二さんとキスとかキスされちゃうとか……ウキャー！！！ですよね( ´艸｀) (2018年2月24日 23時) (レス) id: 46364dd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - こんばんは〜(*･ω･)ﾉ 酔うと可愛いリーダー2人‥めちゃわかります笑 そして甘々隆二くんの前にドS臣くんのノリ大好物です笑 (2018年2月20日 21時) (レス) id: 10f951dba3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu-ri | 作成日時：2018年1月7日 1時
