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私がぎゅっと腰に回した腕で力いっぱい抱き着くのを確認してから、その上に自分の手を重ねた隆二さん。
どくん。
その行為ひとつでも、私の心臓はうるさいくらい音をたてる。
あぁ、私はやっぱり隆二さんが好きなんだ。
何度も思い返してきた気持ちをまた再確認して。
私の手から、重ねた手を離してハンドルを握って走り出す隆二さんの大きな背中にそっと寄り掛かった。
・
途中、休憩を挟みながら結構なスピードで飛ばしてるバイクは、いつの間にか私が知ってる街に入った。
この道……、このまま行くと。
隆「よし」
砂浜の手前でバイクを止めて。
そこからはまた私の手を握って歩き始める隆二さん。
隆「ん、到着ー」
やっぱり。
着いた所は、私が隆二さんと出逢った…あの堤防。
隆「…………」
『…………あの、隆二さん、なんでここに？』
そんな私の質問に答えるためか、繋いでた手を離して私と向き合う隆二さん。
隆「……俺ら、ここで会ったんだよね」
『はい……、って私は倒れてたみたいですけど』
隆「うん……」
走り始めた時は、夕日が見えていたけど。
今はもう星が輝く時間。
波が堤防に当たる音が耳に響く。
ふぅ、と一呼吸して私を見つめる隆二さん、と見つめ返す私。
今なら……、おばあちゃんが近くに感じられるこの海の近くなら、私は……言える。
『隆二さん……』
隆「俺ね、Aが好き」
『………………え？』
隆二さんが、私を……好き？
見つめ合ってる、その隆二さんの瞳は真っ直ぐで。
とても嘘や冗談を言ってるような感じじゃないことはわかるけど…。
『……で、でも隆二さん、彼女さんが……』
隆「いないよ。……彼女なんていない。俺は好きな人がいるだけ。その好きな人が……A」
私の右手をゆっくり触って、指先だけそっと握る。
その手は少し……震えているようにも感じた。
隆「Aは何か勘違いしてるみたいだから、ちょっと俺の話聞いてくれる？」
上手く言葉が出てこない私は、コクっと小さく頷いた。
隆「……俺ね、、、」
握られてる指先が、……指先だけが貴方の感情を教えてくれる。
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yu-ri(プロフ) - 1980noさん» こんばんは！ドキドキしましたか？！よかったぁー( ´艸｀)こういうの上手く表現出来ないので心配でした(笑)これからもよろしくお願いします！！ (2018年2月27日 1時) (
レス) id: 46364dd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - Yu-riさん☆おはようございます♪やーん(*/▽＼*)もう朝からドキドキしっぱなし///ご馳走さまでした(//･_･//)ｶｧ〜ｯ… (2018年2月25日 9時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
yu-ri(プロフ) - えりさん» こんばんは(^^)やっぱり臣さんはドSですよね？！なんでかこれは譲れない！笑 甘々な隆二さん……うまくえりさんをキュンキュンさせられたらいいなぁ。頑張ります！ (2018年2月24日 23時) (レス) id: 46364dd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
yu-ri(プロフ) - 1980noさん» こんばんは！臣さん、ドSだから(笑)彼を怒らせないように気をつけないと！！笑 隆二さんとキスとかキスされちゃうとか……ウキャー！！！ですよね( ´艸｀) (2018年2月24日 23時) (レス) id: 46364dd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - こんばんは〜(*･ω･)ﾉ 酔うと可愛いリーダー2人‥めちゃわかります笑 そして甘々隆二くんの前にドS臣くんのノリ大好物です笑 (2018年2月20日 21時) (レス) id: 10f951dba3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu-ri | 作成日時：2018年1月7日 1時
