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私の腕を掴んでいた健二郎さんの手は、いつの間にか私の手首の所まで下がってきていた。
『……あの、健二郎さん』
健「ん？」
『昨日は途中寝ちゃってすみませんでした。あと、部屋まで送ってくれてありがとうございます』
健「おう、って今かいな？！笑
朝も会ったのに今？！……てか、俺も疲れてるとこあんな飲ませて悪かったなぁ」
『……朝、言い忘れちゃって』
ウソ。
本当は朝伝えるつもりだったけど、朝から甘い笑顔でおはようさん！なんて言われたら、なんか言い出せなかった。……普段、どうしてたか、わかんなくなっちゃったから。
体育館が見えてきたのに、私の手首は掴まれたまま。
『……健二郎さん、あのー、』
健「んー？今度はどした？」
『あのー、手を、そろそろ……』
健「迷子になったら困るからな。A、意外と抜けてるし」
そう言ってグッと握り直された健二郎さんの手。
この手が手首より下……私の手を包む様なことになった時、私はその手から逃げることが出来るのだろうか。
いや、逃げなきゃいけないんだ。
好意を寄せられてるだろう相手に、これ以上期待を持たせてはいけない。
健「……そんなに心配せんでも、繋がんから安心しとけ。これは……一応虫除け的な感じやから。
てか、その格好なんや？小学生か？」
『……違います。大学生です。健二郎さんまでそんなこと言うんですね……』
健二郎さんは、空気を読むのが上手い人。
私が困ってるのを察して、それ以上踏み込んでこなかった。
てっきり昨日の感じでガツガツこられるかと思ってたから。
……この人は、やっぱり大人だなぁ。
健「……今時、そんな大学生おらんよ？俺はツッコンで欲しくてわざとそーゆー装いをしてるんかと」
『……失礼な。これでもちゃんとリサーチしたんですけど』
健「……マジで？」
『マジです』
健「……わはは！やっぱりAはおもろいなー！笑」
私は、本当にこの人を、こんな優しくて私の事を気遣ってくれる人を、離してしまっていいのだろうか。
ぐらり。
隆二さんを想っている心が、初めて少し……そう、ほんの少しだけ揺らいだ気がした。
……隆二さん、会いたい、です。
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yu-ri(プロフ) - 1980noさん» こんばんは！ドキドキしましたか？！よかったぁー( ´艸｀)こういうの上手く表現出来ないので心配でした(笑)これからもよろしくお願いします！！ (2018年2月27日 1時) (
レス) id: 46364dd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - Yu-riさん☆おはようございます♪やーん(*/▽＼*)もう朝からドキドキしっぱなし///ご馳走さまでした(//･_･//)ｶｧ〜ｯ… (2018年2月25日 9時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
yu-ri(プロフ) - えりさん» こんばんは(^^)やっぱり臣さんはドSですよね？！なんでかこれは譲れない！笑 甘々な隆二さん……うまくえりさんをキュンキュンさせられたらいいなぁ。頑張ります！ (2018年2月24日 23時) (レス) id: 46364dd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
yu-ri(プロフ) - 1980noさん» こんばんは！臣さん、ドSだから(笑)彼を怒らせないように気をつけないと！！笑 隆二さんとキスとかキスされちゃうとか……ウキャー！！！ですよね( ´艸｀) (2018年2月24日 23時) (レス) id: 46364dd2d9 (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - こんばんは〜(*･ω･)ﾉ 酔うと可愛いリーダー2人‥めちゃわかります笑 そして甘々隆二くんの前にドS臣くんのノリ大好物です笑 (2018年2月20日 21時) (レス) id: 10f951dba3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu-ri | 作成日時：2018年1月7日 1時
