男前な彼女の素顔がみたい No.9

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美穂を交えて、誰が誰の彼氏だなんだって騒いでる中、少し離れた場所で直人さんと直己さんに手招きされる。









騒いでる彼らからこっそり離れて、リーダー2人の元に向かえば









NT「A、…ありがとな」



NK「俺からも。ありがとう」









『ちょ、何ですか急に！頭上げて下さい！』









今度は2人がうちに向かって頭を深く下げてきた。









顔を上げた2人は真剣な眼差しでうちを見つめて









NT「隆二の力になってくれてありがとう」



NK「あの日、会いに来てくれたんだって？臣から聞いたんだ」









『あー、でも…特に何もしてないですよ、本当。

うちには、わかったフリして励ますことも出来ないし…そのプレッシャーがどんなものかもわからなかったんで。

うちは、隆二は、三代目の皆がいるから…また前を向いて頑張ろうと思えたんだと思います』









NT「ははっ！そーゆー考え方をしてくれるA
だから、隆二は復活出来たんだよ？

本当にありがとう！とりあえず、この感謝だけは絶対に受け取ってよ！」




NK「これからも勿論俺らはお互いに高めあって、支えあって、上を目指す。

だからAもまた、これからも隆二の傍で支えてやってくれ。

頼むね？」








あぁ、…やっぱり三代目のリーダーはこの2人じゃないと。









こんなにメンバーの事を考えてくれて、何にもしてないと言い切るうちを、力になって支えてくれたと認めてくれる。







『直人さん、直己さん…、こちらこそありがとうございます。

そう言ってもらえて、すごく、すごく嬉しいです！

三代目の皆がもっともっと高みへいくのを近くで見させて下さい。

これからもよろしくお願いします！』








言い終えれば、満面の笑みでうちの頭を撫でてくれる2人。









…三代目のメンバーは、この2人がいてくれて本当に幸せ者だなぁ。








『…直人さん、そんな無理して頭撫でてくれなくてもいいですよ？

…足、プルプルしちゃうと大変だし…』







NT「あ、そう？じゃあいっか……ってこら！！だぁーれがチビだ！！背伸びなんてしてねぇよ？！

こらー！！隆二ぃぃぃ！！やっぱり躾がなってないんじゃないのーこの子！！まったくぅぅ！」








急に話を振られた隆二は驚いた顔して近づいてきたけど。









隆「えー？可愛いからこのままで♡へへ♡」








なんて言っちゃって、直人さんからチョップを頂いていた。笑

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